【バスケ】インターハイ2017の出場校と注目選手

[公開日]
[更新日] 2017/11/18

こんにちは!

この記事を公開したのは6/7です。インターハイのバスケ競技は、7月27日に開会するのでまだ少し先の話なのですが、地方予選はすでに終わっているところが出てきています。

そこで、平成29年度のインターハイバスケの概要と現状および注目選手等について、調べてみました。

なお、優勝校の予想記事はこちらですので併せてご覧ください。

【高校バスケ】インターハイ2017の優勝校を予想してみる(1回戦)

ウィンターカップ2017の記事はこちら

ウィンターカップ2017の出場校と注目選手

大会概要

開催期間:2017年7月27日(木)-8月2日(水)

7/27(木) 開会式
7/28(金) 1回戦
7/29(土) 2回戦
7/30(日) 3回戦
7/31(月) 準々決勝
8/1(火) 準決勝
8/2(水) 決勝&閉会式

※3位決定戦は行いません。

開催場所:福島県福島市

参加校について

参加校は、男女各59校となっておりその内訳は以下のとおりです。

  • 都道府県より男女各1校
  • 開催県(福島県)より男女各1校
  • 上記に加えて、東京は男女各2校、北海道、大阪、神奈川、埼玉、千葉、静岡、愛知、兵庫、福岡は男女各1校

 

地方予選の状況

現在の地方予選の状況です。新しい情報が入り次第更新していきます。

北海道

男子:東海大札幌、駒澤大苫小牧

東海大札幌は、昨年からベンチ入りし活躍している柴田選手、長尾選手に注目。

女子:札幌山の手、海星学院

札幌山の手の東藤なな子選手(2年生、U18代表候補)は、昨年1年生にてベンチ入りし、全国大会平均11.6ポイントをマークしているこれからが楽しみな選手です。

東北

第72回東北高等学校バスケットボール選手権大会 兼 第53回NHK杯大会

男子:1.明成、2.福島東稜、3.福島南、盛岡市立

女子:1.郡山商業、2.聖和学園、3.山形中央、湯沢翔北

青森

男子:八戸学院光星

女子:柴田女子

秋田

男子:能代工業

女子:湯沢翔北

岩手

男子:盛岡市立

女子:一関学院

山形

男子:羽黒

女子:県立山形中央

宮城

男子:明成

明成の八村阿蓮選手がどのくらい成長したのかが見ものですね。

女子:聖和学園

U18代表候補に選ばれている今野紀花選手(2年)に注目です。

福島

男子:福島南、福島東稜

女子:郡山商業、安積黎明

WC2016の1回戦で26得点をマークした須藤郁帆選手に注目です。

関東

関東は、関東選手権の後に地方予選やるみたいですね。

ですので、関東選手権の結果はすでに出ており、以下のとおりです。

男子:
Aブロック:1.市立船橋(千葉)、2.正智深谷(埼玉)、3.土浦日大(茨城)、実践学園(東京)
Bブロック:1.日体大柏(千葉)、2.桐光学園(神奈川)、3.埼玉栄(埼玉)、國學院久我山(東京)

女子:
Aブロック:1.東京成徳(東京)、2.八雲学園(東京)、3.埼玉栄(埼玉)、明星学園(東京)
Bブロック:1.竜ヶ崎第二(茨城)、2.実践学園(東京)、3.座間(神奈川)、佼成学園女子(東京)

千葉の名門校である「昭和学院」の名前がないなと思っていたら、Aブロックの1回戦で八雲学園と対戦し敗退していました。ひまわり卒業後苦戦しているようですね。

一方、男子の市立船橋は、雷太卒業後も安定した強さでAブロックの優勝となっています。

今年度は、男子は千葉、女子は東京が強そうですね。

茨城

男子:土浦日大

昨年度U16に選出され、全国大会平均25.8ポイント獲得している高原選手が杉本選手が抜けた穴を埋められるかに注目です。今年度のU16候補である山崎凛選手、結城智史選手にも注目です。

女子:土浦日大

WC2016にて、1年生ながら平均19ポイントをあげた児玉選手に注目。

栃木

男子:文星芸術大

女子:白鴎大足利

群馬

男子:前橋育英

昨年のWCでは、1年生ながら14得点を挙げた萩原選手に注目です。

女子:前橋市立前橋

昨年2年生ながらチームの中心メンバーとして活躍した大川選手、原田選手に注目です。

埼玉

男子:正智深谷、埼玉栄

正智深谷の常田選手に注目。昨年はU16に選出されています。

女子:埼玉栄、山村学園

埼玉栄の石川愛選手、神山夢来選手はともにU18代表候補に選ばれています。

千葉

男子:市立船橋、八千代松陰

昨年より市立船橋の中心メンバーとして活躍していた保泉選手と野崎選手に注目です。関東大会も制していることから、全国上位が期待されます。

女子:昭和学院、千葉経済

東京

男子:実践学園、國學院久我山、東洋大京北

実践学園は、U16候補の江原信太朗選手に注目です。

女子:東京成徳、八雲学園、明星学園

東京成徳は、大原選手、木村亜美選手(U18代表候補)に注目です。

八雲学園は、なんといっても昨年1年生ながらチームのエースとして活躍し、U17にも選出された奥山理々嘉選手ですね。今年もU18の代表候補に選ばれています。

明星学園は、U16代表候補の田中ナターシャ絵里選手に注目です。

神奈川

男子:桐光学園、アレセイア湘南

桐光学園の宮本選手は、昨年U16に選出され、全国大会の平均10.6ポイント挙げている注目選手です。また今年度U16候補に選ばれている鍵谷和輝選手にも注目です。

女子:アレセイア湘南、座間

山梨

男子:日本航空

女子:富士学苑

昨年チームの中心メンバーとして活躍した戸澤有美香選手、今井美沙樹選手に注目です。

北信越

平成29年度 北信越高等学校体育大会バスケットボール競技会
第56回北信越高等学校バスケットボール選手権大会
6月16日(金)~18日(日)

男子:1.帝京長岡、2.北陸、3.東海大諏訪、4.北陸学院

女子:1.開志国際、2.足羽、3.津幡、4.仁愛女子

男子は、帝京長岡が僅差で優勝。北陸も有望。1,2位と3,4位にはかなりの壁がありそうな結果でした。ウィンターカップ3位の北陸学院は、準決勝、3位決定戦ともに大差で敗れ4位。小室くん卒業後、苦しんでいる模様。

女子も、1,2位と3,4位にはかなりの壁がありそうです。1,2位は僅差なので、開志国際、足羽は有望と思われます。

長野

男子:東海大諏訪

昨年のウィンターカップにて、2年生ながら15点をマークした寺澤大夢選手に注目です。

女子:東海大諏訪

2年生にしてチームのスコアリーダーだった吉江舞選手(平均16得点)に注目です。

新潟

男子:帝京長岡

女子:開志国際

代表経験豊富な藤永真悠子選手(平均16.2得点、U18代表候補)に注目です。

富山

男子:高岡商業

女子:高岡第一

石川

男子:北陸学院

昨年のウィンターカップ3位の立役者の大倉選手(平均28.2得点)に否が応でも注目が集まりますね。小室くん、高田くんが抜けた後のチームの総合力が気になります。

女子:津幡

福井

男子:北陸

ウィンターカップにて平均26得点を叩き出した二上選手に注目です。

女子:足羽

浅野瑛菜選手(U18代表候補)に注目です。またU16代表候補の野田遥選手(2年)、U18、U16の両代表候補に選ばれている林未紗選手(2年)にも注目です。

東海

第64回東海高等学校総合体育大会バスケットボール競技
6月17日(土)・18日(日)

男子:1.中部大第一、2.桜丘、3.飛龍、4.安城学園

女子:1.岐阜女子、2.桜花学園、3.浜松開成館、4.四日市商業

男子は、中部大第一の圧勝で優勝。

女子は、昨年のインターハイ、ウィンターカップともに優勝を争った岐阜女子と桜花学園のライバル対決を僅差で岐阜女子が制する。今年もこの2校の対決から目が離せませんね。

岐阜

男子:岐阜農林

女子:岐阜女子

昨年の準優勝の立役者であるディヤサン選手、石坂ひなた選手、小野佑紀選手に注目です。打倒桜花なるか?!

静岡

男子:飛龍、浜松学院

昨年より浜松学院の中心メンバーとして活躍していたダシルバ選手、石川選手に注目です。

女子:浜松開誠館、東海大静岡翔洋

浜松開成館は、石田悠月選手(3年生:平均22.3得点)と石牧葵選手(2年生:平均14得点)のペアに注目です。また、U16代表候補の鈴木侑選手にも注目です。

愛知

男子:中部大第一、桜丘

昨年の全国大会にて平均22.6得点を挙げている坂本聖芽選手、平均14.1得点の星野京介選手に注目。また、U16候補の中村拓人選手にも注目です。

女子:桜花学園、安城学園

なんといっても、桜花の山本麻衣選手(U18代表候補)ですね。いよいよ3年生となる今年度、有終の美となるか。樺島ほたる選手(U18代表候補)、藤本愛瑚選手(U18代表候補)の成長が鍵をにぎる?

その他、U18代表候補として伊森可琳選手(2年)、またU16代表候補として、いずれも1年生の岡本美優選手、中澤梨南選手、首藤祐希選手、平下愛佳選手が選出されており、まだまだ選手層がぶ厚いチームとなっています。

安城学園では、U16代表候補の野口さくら選手に注目です。

三重

男子:四日市工業

昨年1年生ながらチームの中心メンバーとして活躍した水谷祐葵選手に注目です。

女子:四日市商業

近畿

第64回近畿高等学校バスケットボール大会
6月23日(金)・24日(土)・25日(日)

男子:1.東山、2.洛南、3.阪南大、大塚

女子:1.大阪薫英、2.大阪桐蔭、3.奈良文化、大阪体育大浪商

男子は、京都対決を東山が制する。今年も東山が一枚上手という印象。

女子は、大阪対決。大阪府内大会の雪辱を晴らして僅差で大阪薫英が優勝。実力的にはほぼ両社互角なのかもしれませんね。

滋賀

男子:光泉

女子:滋賀短大附属

京都

男子:東山

インターハイ、ウィンターカップ準優勝の立役者パトリック選手(平均28.8得点)が対戦相手の脅威となること必死。

女子:京都精華

U16代表候補の高橋未来選手(1年)に注目です。

大阪

男子:大阪学院、阪南

女子:大阪桐蔭、大阪薫英

大阪桐蔭は、U18代表候補の竹原レイラ選手に注目です。

大阪薫英の峰晴寿音選手(3年生、U18代表候補)、鈴木紫選手(2年生)に注目。

兵庫

男子:育英、科学技術

育英の山路選手、小島選手に注目。

女子:尼崎、須磨学園

奈良

男子:天理

女子:奈良文化

昨年より2年生以下のメンバーが中心だった奈良文化は、石垣茜音選手(3年生)、大吉まな選手(2年生)、杉本舞選手(3年生)がそのまま残る形となりますので、本大会の台風の目になりそうな予感です。

和歌山

男子:和歌山工業

女子:和歌山信愛

中国

第61回 中国高等学校バスケットボール選手権大会

男子:1.広島皆実、2.松江西、3.豊浦、宇部工業

女子:1.広島皆実、2.慶進、3.就実、広島商業

男子は僅差、女子はダントツで広島皆実のアベック優勝。

鳥取

男子:倉吉総合

女子:倉吉北

島根

男子:松江西

女子:松江商業

岡山

男子:岡山学芸館

女子:就実

昨年度U17に選出され、今年度もU18代表候補に選ばれている那須愛加選手は、昨年度の全国大会で平均17.4ポイント上げる活躍をしており注目です。

広島

男子:広島皆実

女子:広島皆実

U16、U17に選出され、今年U18の代表候補にも選出されている三間瑠依選手に注目です。昨年度の全国大会では平均16.8ポイントをあげています。また、奥村鈴選手も全国大会平均15.1ポイントと広島皆実は今年のインターハイの台風の目になる可能性ありです。

山口

男子:豊浦

昨年、2年生にして#4を背負った田中壱歩選手に注目です。

女子:徳山商工

四国

第68回 山口県高等学校総合体育大会 バスケットボール競技
6月3日(土)・4日(日)・10日(土)・11日(日)

男子:1.高知中央、2.松山工業、3.新田、高松

女子:1.聖カタリナ、2.岡豊、3.新居浜商業、英明

男女ともに圧勝で優勝しています。聖カタリナは今年も全国上位に食い込んできそうです。

徳島

男子:城東

女子:富岡東

香川

男子:高松商業

女子:英明

愛媛

男子:新田

女子:聖カタリナ

石原柚香選手は、昨年のインターハイ、ウィンターカップでは2年生ながらチームのスコアリーダーとなる平均19得点を挙げています。また今年度U18代表候補に選ばれている梅木千夏選手(2年)にも注目です。

高知

男子:高知中央

女子:豊岡

田村碧衣選手(平均15.7得点)に注目。

九州

平成29年度 全九州高等学校体育大会
第70回 全九州高等学校バスケットボール競技大会
6月23日(金)・24日(土)・25日(日)

男子:1.福岡第一、2.福大大濠、3.延岡学園、興南

女子:1.福大若葉、2.延岡学園、3.熊本国府、精華女子

今年も男子は福岡勢の争いとなっている。県大会、九州大会の両方を制した福岡第一が一枚上手か。

女子は、いずれも僅差となっており実力差はそれほどないと考える。

福岡

男子:福岡第一、福大大濠

福岡第一は、松本選手、ジョナサン選手、2年生の松崎選手に注目。福大大濠は、2年生の中田選手、土屋選手、3年生の井上選手に注目。

福大大濠は、U19代表の中田嵩基選手(2年)と昨年全中にて岩成台中を準優勝に導いた怪物くん、横地選手(1年)に注目です。現在U16の代表候補にも選ばれています。またU16候補には西田公陽選手も選ばれています。

女子:福大若葉、精華女子

U16代表候補の三浦舞華選手(1年)に注目です。

佐賀

男子:佐賀北

女子:佐賀北

長崎

男子:長崎西

女子:佐世保南

熊本

男子:九州学院

女子:熊本国府

久保下真帆選手、川端日菜子選手はU18代表候補に選ばれています。

大分

男子:大分舞鶴

女子:中津北

宮崎

男子:小林

女子:延岡学園

鹿児島

男子:川内

女子:鹿児島女子

岡村優美選手(平均11得点)、井ノ上凛選手(平均15得点)に注目です。またU16代表候補の宮嵜沙也加選手にも注目です。

沖縄

男子:興南

平良選手(平均17得点)に注目。

女子:那覇

金城みゆ選手(平均13.4得点)に注目。

おわりに

インターハイ2017のすべての出場校が決まりました。インターハイは代替わりして初めての全国大会ということで、予想は困難なのですが、昨年度の実績や地方大会の成績、日本代表候補のメンバーなどを調べてみると、なんとなくここが強そうだなという雰囲気が伝わってきますね。

予想記事は別途掲載予定ですが、今回の記事をまとめた中では以下の高校が上位に食い込んできそうな印象を受けています。

男子:
市立船橋(千葉)、土浦日大(茨城)、中部大第一(愛知)、東山(京都)、福岡第一(福岡)

女子:
桜花学園(愛知)、岐阜女子(岐阜)、足羽(福井)、浜松開成館(静岡)、広島皆実(広島)、聖カタリナ(愛媛)

あくまでもひできちの主観ですのでご容赦ください。常勝チームである桜花学園、岐阜女子を破るチームが出てくるとそれはそれで盛り上がるんじゃないかなとか思いながら、色んな想像するだけで今からワクワクしています。

なお、優勝校の予想記事はこちらですので併せてご覧ください。

【高校バスケ】インターハイ2017の優勝校を予想してみる(1回戦)

最後までお付き合い頂き、ありがとうございました。

バスケ315!

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投稿者: ひできち

40歳過ぎた今でも週2回バスケをこなすバスケ好き。 B.LEAGUE開幕により、日本バスケの人気復活に期待しており、自称日本バスケ普及推進委員。 現在、バスケ部所属の二児の父親でもあり、バスケ一家を支えるべく日々奮闘中。

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