【B.LEAGUE】Bリーグ開幕! チームと注目選手 東地区

[公開日]
[更新日] 2016/09/21

こんにちは!

Bリーグ開幕まであと3週間をきりました。これをきっかけに日本バスケが盛り上がってくれるとうれしいですね。

本ブログでは、Bリーグ開幕までに全チームの(ひできち主観の)注目選手について、紹介していきたいと思います。

Bリーグの1部リーグであるB1リーグは以下の全18チームで構成されており、6チームごとに東地区、中地区、西地区の3つのディビジョンに分かれています。

Division Team
東地区 レバンガ北海道
秋田ノーザンハピネッツ
仙台89ERS
栃木ブレックス
千葉ジェッツ
アルバルク東京
中地区 サンロッカーズ渋谷
川崎ブレイブサンダース
横浜ビー・コルセアーズ
新潟アルビレックスBB
富山グラウジーズ
三遠ネオフェニックス
西地区 シーホース三河
名古屋ダイヤモンドドルフィンズ
滋賀レイクスターズ
京都ハンナリーズ
大阪エヴェッサ
琉球ゴールデンキングス

本稿では、まずは東地区に属する6チームにスポットをあてて紹介したいと思います。

レバンガ北海道
チーム情報

レバンガというのは、方言か何かかと思ってましたが、実は「がんばれ」の逆さ言葉から取ったそうです。道民にがんばれと応援してもらえるチームであり続けるという誓いがこめられているとのことです。

昨年はNBLに所属し、成績は6位。

注目選手

昨年度のスタッツを見ると、#8多嶋朝飛選手(PG)、#11桜井良太選手(SF)、#12西川貴之選手(SF)が中心メンバーとなりそうです。

また、バスケットボール界のレジェンドである#9折茂武彦選手(SG)も忘れてはいけません。年齢的なものから、出場機会は限られますが、間違いなく注目選手です。

#8 多嶋朝飛
ポジション:PG 身長/体重:173cm/71kg 生年月日:1988/10/8 出身地:北海道 出身校:北陸高-東海大

北陸高校時代に東芝の篠山竜青選手とともに3年次にインターハイ優勝、東海大時代も大学4年次に関東大学リーグ優勝し、MIPを獲得。

持ち味のスピードを生かしたプレーとディフェンスが見所かと思います。容姿もかなりのイケメンですので、女性ファンも多いのではないでしょうか。

#9 折茂武彦
ポジション:SG 身長/体重:190cm/77kg 生年月日:1970/05/14 出身地:埼玉 出身校:埼玉栄-日本大学

言わずと知れた日本バスケ界のレジェンド。今年46歳で、トップリーグ601試合出場、通算8823得点など数々の日本記録を持っている。

出場機会は年々少なくなっているが、折茂選手のプレーを少しでも見たいから会場に足を運ぶファンもきっと多いと思います。チームの精神的な柱として、また、46歳のプレーにも注目です。

#11 桜井良太
ポジション:SF 身長/体重:194cm/85kg 生年月日:1983/03/13 出身地:三重 出身校:四日市工業-愛知学泉大

四日市工業時代には、当時常勝チームだった能代工業相手にスリーポイント6本、ダンク3本を含む計51点を獲得、またディフェンスでも7ブロックの大活躍を見せたことから、ネット状ではリアル流川とも言われています。その後、日本A代表にも何度も選ばれており、まさに日本バスケット会のスーパースターです。

33歳のベテラン選手ということで、チームの大黒柱としての活躍に注目です。

#12 西川貴之
ポジション:SF 身長/体重:196cm/88kg 生年月日:1992/01/14 出身地:北海道 出身校:東海大四校-明治大学

明治大学時代には、インカレで準優勝し、優秀選手賞を受賞。昨シーズンよりスターティングメンバーに定着し、今年で入団4年目を迎える若手選手。

日本人選手でアベレージ2桁得点できる選手はあまりいないのですが、持ち前の得点力で2桁アベレージを達成してほしいです。

秋田ノーザンハピネッツ
チーム情報

チーム名には、クラブに関わる全ての人々と幸せを共有できるようなチームでありたいという思いが込められています。「ノーザン」は、秋田のラグビートップリーグの「秋田ノーザンブレッツR.F.C」と共通した名称を使っています。

昨年はbjリーグの所属し、総合3位となっている。

注目選手

キャプテンである#5田口成浩選手を中心とするチームといって間違いないでしょう。個人的には、筋肉番付で優勝するほどの身体能力を誇った長谷川誠ヘッドコーチの采配にも注目しています。

#5 田口成浩
ポジション:SF 身長/体重:184cm/84kg 生年月日:1990/03/25 出身地:秋田 出身校:明桜高校-富士大学

学生時代は、能代工業の存在から全国出場することはなく華々しい経歴はないものの、得点力の高さには定評があったようです。

プロ2年目の2013-2014シーズンは、3ポイントの成功率1位のタイトルを獲得し、2014-2015シーズンは 16.3点のアベレージでベスト5に選ばれています。昨シーズンも、13点以上のアベレージで得点を量産しており、日本人では珍しい得点能力の高さに注目です。

仙台89ERS
チーム情報

仙台市が誕生した年に由来して89ERSという名称がつけられています。ちなみにNBAの76ERSはアメリカ独立宣言(1776年)に由来しているようです。

昨年は、bjリーグに所属し東地区2位。

注目選手

#4 志村雄彦
ポジション:PG 身長/体重:160cm/65kg 生年月日:1983/02/14 出身地:宮城 出身校:仙台高校-慶応大

仙台高時代には、ウィンターカップ連覇、国体優勝を経験し、慶応大時代の4年次には、インカレ優勝とMVP獲得など、華々しい経歴を持つ。

身長160cmと小柄な身長でありながら、華々しい経歴を気づいてきたまさに小さな巨人である。

チーム最年長であり、キャプテンであり、PGであり、とまさにチームの大黒柱となっている。その身長から繰り出されるスピードとドリブルテクニックに注目です。

栃木ブレックス
チーム情報

チーム名は、「BREAK THROUGH」=現状を打破するという意味合いと、ラテン語の「REX」=王者から、バスケットボール界の王者という意味合いで「B-REX」のダブルミーニングで付けられている。

昨年度は、NBLに所属し総合3位という成績。

注目選手

栃木ブレックスには、日本バスケ界のスーパースターである#0 田臥勇太選手(PG)を始めとして、#10 竹内公輔選手(PF)、#25 古川孝敏選手(SG)といった日本A代表クラスの選手が複数所属している。

#0 田臥勇太
ポジション:PG 身長/体重:173cm/75kg 生年月日:1980/10/05 出身地:神奈川 出身校:能代工業-ブリガムヤング大学ハワイ校

おそらく、バスケをやっている人で田臥選手のことを知らない人はいないと思われるが、中学時代は全中3位、能代工業時代は、インターハイ、国体、ウィンターカップの3冠を3連覇、史上初の9冠の偉業を成し遂げている。また、日本人で初めてNBA契約をした選手としても有名である。視野の広さと類い稀なパスセンスを持っており、日本No1のPGとして今も君臨している。

今年35歳を迎え、徐々にプレイタイムも減少しているが、間違いなくBリーグを代表する注目選手である。

#10 竹内公輔
ポジション:PF 身長/体重:206cm/100kg 生年月日:1985/01/29 出身地:大阪 出身校:洛南高校-慶應大学

双子の弟の譲次と共に日本バスケ界の黄金時代を築いて来た。洛南高校時代の3年次には、国体、ウィンターカップで優勝し、慶應大学時代には、2年次にインカレ優勝、4年次にインカレ準優勝という成績を収めている。日本代表の経験も豊富で、リバウンド、ブロックと数々の賞を獲得している。

#25 古川孝敏
ポジション:SG 身長/体重:190cm/90kg 生年月日:1987/10/20 出身地:兵庫 出身校:御影工業-東海大学

御影工業(兵庫)時代は、3年次にインターハイ、ウィンターカップと全国出場を果たす。東海大学時代の1年次には竹内譲次らと共にプレーしている。学生時代にはそれほど華々しい経歴はないが、社会人バスケを経て日本A代表に選出される。

日本代表の国際試合でも二桁得点あげるほどの得点能力を持っており、精度の高いシュートが武器である。

千葉ジェッツ
チーム情報

チーム名は、日本の国際空港である成田空港のジェット機から由来する。日本のみでなく世界に飛び立てるチームを目指すという意味が込められている。

昨年度は、NBLに所属し総合8位の成績で終わっている。

注目選手

日本A代表クラスの選手が何人も所属するチームであるが、ひできちはあえて、#1 阿部友和選手、#2 富樫勇樹選手、#11 西村文男選手の3人のポイントガードを注目選手としてあげたいと思います。

個人的には、この3選手の正ポイントガード争いに注目しています。現在は、#11 西村選手に定着していますが、#1 阿部選手、#2 富樫選手ともに高いスキルを持った選手ですので、シーズンがどのように進んでいくかが楽しみです。

#1 阿部友和
ポジション:PG 身長/体重:180cm/80kg 生年月日:1985/09/02 出身地:福岡 出身校:九州産大付九州高-大東文化大

大東文化大時代は、4年次にインカレ3位の成績で優秀選手賞、得点王、ディフェンス王、3pts王、MIPの5冠を獲得する活躍をしている。

#2 富樫勇樹
ポジション:PG 身長/体重:167cm/65kg 生年月日:1993/07/30 出身地:新潟 出身校:本丸中学-モントロス・クリスチャン高校

本丸中学では、3年次に全国優勝を果たしている。NBA契約をした田臥に次ぐ二人目の日本人として、一躍注目を集める。

富樫選手に関する記事

#11 西村文男
ポジション:PG 身長/体重:177cm/68kg 生年月日:1986/09/24 出身地:三重 出身校:北陸高校-東海大学

北陸高校の3年次にインターハイ、ウィンターカップともに準優勝を果たしている。東海大時代は1年次からベンチ入りし、石崎巧、竹内譲次が中心メンバー時代の1,2年次にインカレ連覇を果たしている。巧みなドリブルと正確なシュートで得点、アシストを生み出す。

アルバルク東京
チーム情報

「アルバルク」は、アラビア語で「電撃」を意味し、電撃的プレーをファンに披露するという意味と、Al=The、V=勝利、ark=箱舟で、「勝利を呼ぶ箱舟」という意味を含んでいる。

昨年度はNBLに所属しシーズン優勝を果たすも、プレイオフでは3位という成績になっている。

注目選手

アルバルク東京には、NCAA1部でプレイしていた#16 松井啓十郎選手、#35 伊藤大司選手の二人が所属するほか、日本A代表の#15 竹内譲次選手が所属している。

#15 竹内譲次
ポジション:PF 身長/体重:207cm/98kg 生年月日:1985/01/29 出身地:大阪 出身校:洛南高校-東海大学

洛南高校時代は、双子の兄の竹内公輔と共にツインタワーでウィンターカップ、国体で優勝を果たしている。また、東海大時代にはインカレ優勝とともに最優秀選手賞を獲得している。

#16 松井啓十郎
ポジション:SG 身長/体重:188cm/83kg 生年月日:1985/10/16 出身地:東京 出身校:モントローズ・クリスチャン高校-コロンビア大学

日本人で初めてNCAA1部でプレイした選手。高精度な3ポイントを武器にしている。

#24 田中大貴
ポジション:SG 身長/体重:192cm/93kg 生年月日:1991/9/3 出身地:長崎 出身校:長崎西高校-東海大学

長崎西高校では、1年次よりスターターとしてインターハイ、ウィンターカップなどの全国大会に出場している。東海大学時代には、2年次にインカレ準優勝および優秀選手賞を受賞、3年次にはインカレ優勝およびMVP、MIPを受賞、4年次にもインカレ優勝およびMVP、MIPを受賞とまさに、スター街道を歩んできている。

最近、Bリーグの開幕戦に向けてメディアでも取り上げられることが多く、まさに注目選手となっている。

#35 伊藤大司
ポジション:PG 身長/体重:184cm/78kg 生年月日:1986/12/22 出身地:三重 出身校:モントローズ・クリスチャン高校-ポートランド大学

ミニバス、中学時代に全国準優勝を経験している。クリスチャン高校時代には、キャプテンを任され、チームメイトのケビン・デュラント、グレイビス・バスケスとともにプレーしている。日本人で二人目となるNCAA1部出場を果たしている。

 

最後までお付合いいただき、ありがとうございました!

バスケ315!

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投稿者: ひできち

40歳過ぎた今でも週2回バスケをこなすバスケ好き。 B.LEAGUE開幕により、日本バスケの人気復活に期待しており、自称日本バスケ普及推進委員。 現在、バスケ部所属の二児の父親でもあり、バスケ一家を支えるべく日々奮闘中。