こんにちは!
7月5日より、女子バスケ日本代表チームの国際強化試合として、「三井不動産 BE THE CHANGE CUP」として、セネガルとの3連戦が行われていますが、本日最終戦を観てきましたので、レポートしたいと思います。
もくじ
対戦相手のセネガルはこんなチーム
セネガルはアフリカの最西端にある国で、アフリカではバスケの強豪国であるようです。今回はアフリカチャンピオンという肩書きがありますので、アジアチャンピオンの日本とアフリカチャンピオンのセネガルの対戦という位置付けになります。
日本にもセネガルからのバスケ留学生が多く来ているなど、親交の深い国です。高校バスケに出場している外国人選手もセネガルの選手が多いですよね。
FIBAランキング:24位
平均身長:183cm
平均年齢:29.3歳
ちなみに日本チームのFIBAランキングは16位。平均身長は178cm、平均年齢は24.8歳です。
リオ五輪はBグループと日本とは別のリーグですので、日本と対戦するとすれば決勝トーナメントとなります。
ここまでの対戦結果(第1戦目、第2戦目)
今回の国際強化試合は、全3戦あります。私が観戦したのは最終戦である第3戦目ですが、ここまでの試合結果は以下の通り日本チームの2連勝となっています。
1戦目@とどろきアリーナ(神奈川)
○日本 81 ー 71 セネガル●
1Q 26-19
2Q 18-14
3Q 18-21
4Q 19-17
2戦目@小田原アリーナOA(神奈川)
○日本 83 ー 54 セネガル●
1Q 21-9
2Q 15-17
3Q 29-15
4Q 18-13
第3戦目@代々木第二体育館(東京)
会場には開場時間(試合開始はさらに1時間後)の1時間前に到着しました。ちょっと早すぎたかなと思いきや、入り口前には大量の傘の列ができていました。雨にもかかわらず、1時間以上も前から並んでいたんですね。すでに、100人以上いたと思います。
チケットは完売ということで人は多いだろうと思っていましたが、予想以上でした。
運営側としても予想外だったのでしょうか。予定の開場時間より10分早く開場となりました。自分たちの入場番になり、2階席の一番前を陣取ろうと急ぎ足で空いているシートを探しましたが、すでに日本ベンチ側はいっぱいでセネガルベンチ側よりのシートに座ることになりました。とは言っても、観客の99%は日本人ですのであんまり関係ないのですが。
むしろ、試合開始前の練習風景を間近で見られたのでラッキーだったかもしれません。
ガード陣はフットワーク中心、フォワード陣はシューティング中心など各自のアップ方法を楽しんで見ていると1時間はあっという間でした。
いよいよ試合開始です。
スターティングメンバーは、第1戦、第2戦同様で、
#6 間宮選手(C)
#7 栗原選手(SF)
#8 高田選手(PF)
#12 吉田選手(PG)
#14 本川選手(SG)
でした。
第1ピリオド
序盤より、日本ペースで一気に突き放していました。間宮選手の2ポイントシュートを皮切りに、高田選手、本川選手と取るべき人が点を重ねていく良い流れで開始早々の3分で11−0と引き離していました。
セネガルチームは、ミスも多く1:1中心の苦しい攻めになっており、あまり良い形でシュートを打てていない感じです。
残り2分15−2となったところで、吉田選手に代わって町田選手の登場となり、1Qは、18−5で終了。
アウェイということも少なからず影響していると思われますが、セネガルの良いところが全く出せずに終わったという印象でした。
第2ピリオド
1Qの終了と同じメンバーで開始。
#4 近藤選手(SG)
#6 間宮選手(C)
#7 栗原選手(SF)
#11 長岡選手(SF)
#13 町田選手(PG)
このピリオドも日本ペースは変わらず、徐々に点差を引き離していきます。日本チームは選手をどんどん入れ替えて、全員体制で余裕の展開でした。
王選手が入ると王選手を中心としたインサイドのプレーで得点を重ね、町田選手も第2ピリオド終了時点でアシスト6とやりたい放題という感じでした。
39−16で終了。
第3ピリオド
ようやくセネガルチームにエンジンがかかってきたのか、インサイドのプレーを中心に点を重ねてきて、あたりも激しくなってきたという印象でした。
ただ、日本の勢いは止まらず栗原選手の3ポイントを中心に、セネガルの追撃を許しません。
残り5分のところで、セネガルの選手との接触により吉田選手が顔面を負傷し退場するというアクシデントがありました。オリンピックを間近に控えているだけに会場も一瞬凍りつきましたが、すぐにベンチに戻ってきていたので、安心しました。
61−34で終了。
第4ピリオド
第3ピリオド途中で負傷退場した吉田選手に代わって出てきた町田選手が縦横無尽に走り回ります。自身も7点取りながら11アシストの大活躍です。
終わってみれば、84−38とダブルスコア以上の点差をつけての大勝利となりました。
1戦目、2戦目、3戦目と試合を重ねるごとに点差を離しており、日本チームはまだまだ進化中といったところでしょうか。
最後は、本大会を制した日本チームへの表彰とリオ五輪の壮行会で締めくくられました。
試合後は、出待ちで人が群がっていたので便乗して並び、長岡選手、高田選手、三好選手、町田選手からサインと写真を一緒に撮ってもらい、大満足でした!
リオ五輪のスケジュール
8月6日(土)より、リオ五輪の女子バスケの試合が始まりますが、まず日本代表は以下のグループAの上位4チームを目指して戦います。
■グループA
- ベラルーシ(10) 8/6対戦
- ブラジル(7) 8/8対戦
- トルコ(10) 8/9対戦
- オーストラリア(2) 8/11対戦
- フランス(4) 8/13対戦
- 日本(16)
カッコ内は、FIBAのランキング順位です。日本は16位とグループ最下位でなかなか苦しい戦いとなりそうですが、アジア大会ではFIBAランク8位の中国に2回も勝利してリオ五輪出場を決めていますので、期待はできると思っています。
壮行会の中でも、厳しい戦いになるがメダルを目標にしていると内海監督、吉田キャプテンともに明言していましたので期待して応援したいと思います。
頑張れAKATSUKI FIVE!
バスケ315!
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