アン・スポーツマンライク・ファウル
- ファウル1つカウントされる
- 相手プレーヤに2本のフリースロー(3ポイントの動作中の場合には3本)が与えられる
- フリースロー終了後も相手チームにボールが与えられ、相手チームのスローンから始まる
- 2回目のアンスポを犯した場合には、退場
速攻の時のアンスポ
- オフェンスプレーヤとゴールの間にディフェンスがいない状態
- ディフェンスプレーヤがオフェンスプレーヤの後ろからもしくは横から触れ合いを起こした
上記2つの基準を満たす場合には、アンスポとなります。
通常は、審判がボールに対するプレーかどうかを判断するのですが、上記のような状態は、ボールに向かったプレーではないという審判の判断が不要で、自動的にアンスポとなるのです。
一生懸命走って、前に回り込んで接触が起こった場合には、上記基準にはあたらず、審判の判断ということになるのでしょう。
ファウルゲーム
バスケの試合で、ゲームの終盤になると、わざとファウルを犯して、相手のフリースローに持ち込むというプレーをよく見かけるかと思います。
このようなプレーをファウルゲームと呼んでいます。
これは、通常のゲーム進行では逆転するための時間が足りないという場合に、なるべく時間を進めずに点差を縮めていきたいという意図があります。
つまり、相手にフリースローを与え、外してくれれば御の字ですし、もし外さなくても、自分たちの攻撃で3ポイント決めれば確実に1点差縮まります。
バスケを見慣れていない人から見るとこういったプレーにイライラする人もいるみたいですが。
上記の基準からするとファウルゲームは、完全にアンスポなのですが、
2015年に変更されたアンスポの規定には、
「現行では、戦術としてファウルをすることが通常のバスケットボールのプレイとして認められている。すなわち、そのファウルが故意に起こしたものであるかどうかはアンスポーツマンライク・ファウルかどうか判断する基準にはならず、また、単にボールにプレイしていないというだけではアンスポー ツマンライク・ファウルかどうかを判断する基準にはならない。 」
このように明文化されており、競技規則上も戦略として認められているので、アンスポにはならないのです。
一時期、ファウルゲームがアンスポに該当するということで、アンスポを取っていた時期がありましたが、やっぱりファウルゲームはバスケの醍醐味でもあると思いますので、このような規定に変更されたことは、個人的には喜ばしいことと思っています。
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小学生にもわかりやすくしてほしいです
コメントありがとうございます。
そもそもこの記事が古いので、ご指摘いただいたコメントに沿えるように近々、アップデートしてみたいと思います。