高校バスケの3冠といえば?

[公開日]
[更新日] 2016/06/11

高校バスケの3大大会といえば、以下の3つになります。
 
同じ年にこれら3つの大会を制覇することがいわゆる3冠ということになります。
 
ちなみに田臥勇太選手は、能代工業時代、1996年の1年生のときから始まり、2年、3年すべて3冠達成していますので、なんと9冠という偉業を成し遂げています。
 
  • 8月 :全国高等学校総合体育大会(高校総体、インターハイ)
  • 9月 :国民体育大会(国体)
  • 12月:全国高等学校バスケットボール選抜優勝大会(JX-ENEOSウインターカップ)
全国高等学校総合体育大会(インターハイ)

5月頃から地区の予選が始まり、8月頃に行われる全国大会で高校総体、インターハイとも呼ばれています。

東京都からは3校、北海道・大阪府・神奈川県・埼玉県・千葉県・静岡県・愛知県・兵庫県・福岡県からは各2校、それ以外の府県は各1校、さらに開催地の1校を加え、全59校で行われる大会です。

優勝校には、全日本総合バスケットボール選手権大会(オールジャパン)およびウィンターカップの出場権、準優勝校には、ウィンターカップの出場権が与えられます。

開催地は、都道府県で持ち回りで行っているようです。

テレビ等のメディアで放送されるのは、決勝のみとあって、見る機会は少ないかもしれません。

全国レベルの強豪校を除いては、3年生にとっては最後の大会という高校も多いかもしれませんね。

 
歴代優勝回数ベスト3(2016年6月現在)
  男子 女子
1 能代工業(22回) 桜花学園(21回)
2 中央大付属(6回) 浦和第一女子(7回)
3 三条(4回) 樟蔭東(4回)
  北陸(4回) 東京成徳(4回)
  延岡学園(4回)  
  やはり、能代、桜花がダントツですね。うち能代は9連覇、桜花は4連覇(こちらは継続中)達成しています。
 
国民体育大会(国体)
都道府県を9ブロック(北海道、東北、関東、北信越、東海、近畿、中国、四国、九州)に分けて、 東北、九州ブロックから各2チーム、それ以外のブロックからは各1チーム、更に開催都道府県から1チームの合わせて12チームのトーナメント方式で行う。
 
ブロック枠は、開催年度によって異なるみたいです。
 
強豪が多い地域をなんかの大会(インターハイ?)で見極めてるんですかね。
 
国体は基本的には都道府県ごとに選抜チームを組んで出場するのですが、能代工業や桜花といった強豪は、そのままのチームで出場しているみたいですね。
 
下手に他のチームの選手が入ると、チームプレイが乱れてしまうということなのでしょうか。
 
高いレベルになると個人の技量よりも、培ってきたチームプレイが重要になってくるんですね。
 
歴代優勝回数ベスト3(2016年6月現在)
  男子 女子
1 秋田(15回) 愛知(23回)
2 東京(11回) 東京(9回)
3  福岡(10回) 埼玉(6回)
男子の秋田は15回すべて能代工業、 女子の愛知は23回中18回が桜花学園となっています。
 
 
全国高等学校バスケットボール選抜優勝大会(ウィンターカップ)
通称、ウィンターカップというやつです。
 
3年生にとっては、全国大会の集大成でもあり、3大会の中では一番重要であり、一番盛り上がる大会です。
 
以下の条件で代表となった全50チームで実施。
 
  • 全都道府県より1チーム
  • インターハイの優勝・準優勝チーム
  • 開催地から1チーム

ん?開催地といっても、ほぼ東京じゃないの?

ってことで、東京はほぼ2チームです。

2010年のインターハイは、八王子(東京)が優勝したので、その年のウィンターカップは東京からは、なんと3校も出場しました。

歴代優勝回数ベスト3(2016年6月現在)

  男子 女子
1 能代工業(20回) 桜花学園(20回)
2 洛南(4回) 昭和学園(5回)
3  明成(4回) 中村女子(4回)
ウィンターカップは、3大会の中では一番歴史が浅いのでまだ46回しか開催されていないのですが、能代、桜花の優勝回数が半分近くを占めるという。。。
 
まさに、高校バスケ界の名門ですね。
 
そして、八村塁選手率いる明成は2016年に3連覇を達成しましたので、実はここ最近優勝回数を増やしている高校です。
 
昔から名門ではありましたが、なかなか優勝にはたどり着けなかったようですね。
 
今後の活躍に期待です!
 
バスケ315!

 

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投稿者: ひできち

40歳過ぎた今でも週2回バスケをこなすバスケ好き。 B.LEAGUE開幕により、日本バスケの人気復活に期待しており、自称日本バスケ普及推進委員。 現在、バスケ部所属の二児の父親でもあり、バスケ一家を支えるべく日々奮闘中。

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