こんにちは!
2018年、新年明けましておめでとうございます。
本年もどうぞよろしくお願いいたします!
昨年は少しサボり気味でしたが、もう少し積極的に投稿していこうと思っていますので、どうぞ、よろしくお願いいたします。
年明け一発目のバスケイベントといえば、天皇杯・皇后杯いわゆるオールジャパンとなります。
今年から形式が変わり、予選ラウンドとファイナルラウンドのトーナメントとなりました。という事で、ファイナルにはほぼプロチーム・実業団チームしか残らず、今までのように高校生とプロがいきなり対戦するというようなことはなくなりました。それがオールジャパンの醍醐味でもあったので個人的には残念ですが、まあ試合のバランスを考えると妥当な判断なのでしょう。
という事で、本記事ではオールジャパンの優勝予想をしてみたいと思います。
大会概要
[大会名称]
第93回天皇杯・第84回皇后杯 全日本バスケットボール選手権大会
男子は天皇杯、女子は皇后杯と言われています。通称の「オールジャパン」と言われることの方が多いでしょうか。
[日程]
1st Round 2017.8末
2nd Round 2017.9.16-18
3rd Round 2017.11.25-26
Final Round 2018.1.4-7
[開催地]
さいたまスーパーアリーナ
[ファイナル出場チーム]
男女8チーム
過去5年間の大会結果
男子は、年によって見事にバラバラですが、女子はJX-ENEOSの1強が続いているようです。
男子 | 優勝チーム |
2017年 | 千葉ジェッツ |
2016年 | アイシン三河 |
2015年 | 日立東京 |
2014年 | 東芝神奈川 |
2013年 | パナソニック |
女子 | 優勝チーム |
2017年 | JX-ENEOS |
2016年 | JX-ENEOS |
2015年 | JX-ENEOS |
2014年 | JX-ENEOS |
2013年 | トヨタ自動車 |
ファイナルラウンド
[出場チーム]
男子8チーム:
西宮ストークス
京都ハンナリーズ
栃木ブレックス
千葉ジェッツ
新潟アルビレックス
シーホース三河
川崎ブレイブサンダース
琉球ゴールデンキングス
男子はB1リーグ独走中のアルバルク東京がなんと予選ラウンドで敗退しています。ちょうど日本代表選手がW杯の予選を行っていた時期であり、代表選手3名(竹内、田中、馬場)がいなかったのが敗因と言われています。
女子8チーム:
JX-ENEOS
トヨタ紡織
アイシンAW
トヨタ自動車
シャンソン化粧品
富士通
デンソー
三菱電機
女子はほぼ順当な勝ち上がりと見てよいでしょう。
※トーナメントの左から記載しています
[組み合わせと日程]
ファイナルラウンドのトーナメント表及び日程はこちらをご覧ください。
優勝チーム予想
ひできちの予想は以下の通りです。
[男子]
優勝:
千葉ジェッツ
準優勝:
シーホース三河
昨シーズンのオールジャパンの覇者である千葉ジェッツとBリーグの覇者である栃木ブレックスがいきなり1回戦で対戦となります。
ただし、今シーズンの栃木ブレックスは現在東地区の最下位となっており、昨シーズンの勢いはありません。原因はおそらく主力選手であった古川(現琉球)と渡邊がチームを去ったことだと考えています。
渡邊は一度引退しましたが、シーズン途中から現役を復帰し栃木に戻ってきています。そこからチームも徐々に勝ち星を上げ始めているという状況ですが、昨年のパフォーマンスを取り戻しているとは言いがたいので、千葉ジェッツがやや優勢かと思われます。
右側の山では、川崎ブレイブサンダースとシーホース三河が有力ですが、今シーズンの川崎ブレイブサンダースはなぜだか元気(エナジーというんですかね)がありません。
ほとんどの選手が残留しているのでメンバー的な問題ではないのですが、逆にそれが原因なのかもしれません。他のチームから研究され尽くして対策されているものと思われます。
一番の得点源であるファジーカスに対戦チームがかなり対策してきている気がします。これは昨シーズンのファジーカスの平均得点が27.1であったのに対して、今シーズンは現時点で24.9となっていることにも表れています。
特に、ゲームを見ているとファジーカスのゴール下でのファウルを誘うプレーに相手選手が乗ってこなくなっているような気がします。
という事で、今シーズンも安定しているシーホース三河が優勢かなと考えています。
決勝については随分と希望を込めた感じで千葉ジェッツとしました。
ただし、今年の千葉ジェッツはリバウンドに大きな課題を持っていますので、若干(いやかなりの)不安があります。
特に、身体能力を活かした超攻撃的なタイラー・ストーン(現島根)と長身から繰り出させるブロックとリバウンドと超防御的なスタイルのヒルトン・アームストロング(現琉球)が抜けた穴はかなり大きく、全く埋めきれていません。
冷静な目で見るとシーホース三河が優勝候補かなぁ
という感じが否めないのですが、何と言ってもプラチナ会員ですから千葉ジェッツに連覇してほしいという願望込みの予想です。
[女子]
優勝:
JX-ENEOS
準優勝:
シャンソン化粧品
女子は、今シーズンもJX-ENEOSの1強だと思われます。
Wリーグのここまでの結果を見ても15勝1敗と圧倒的な強さを見せています。
唯一JX-ENEOS に土をつけたのがトヨタ自動車ですので1番の対抗馬ということになり順当行けば準決勝で当たります。
今年のトヨタ自動車は日本代表の三好、長岡をチームに加えて、補強を図っています。
両チームのリオオリンピックを含めた日本代表選手を比較してみると、
JX-ENEOS(5人)
#00 吉田亜沙美
#01 藤岡麻菜実
#10 渡嘉敷来夢
#21 大崎佑圭
#52 宮澤夕貴
トヨタ自動車(6人)
#0 馬瓜エブリン
#2 長岡萌映子
#7 水島沙紀
#12 三好南穂
#20 近藤楓
#24 栗原三佳
とトヨタ自動車が人数では若干上回っていますが、やはり日本代表の中心選手である吉田、渡嘉敷、大崎、宮澤を擁しているJX-ENEOSが優勢かと思われます。
- JX-ENEOS 50%, 33 50%3 -50%
- アイシンAW 17%, 1 人1 人 17%1 人-17%
- トヨタ自動車 17%, 1 人1 人 17%1 人-17%
- シャンソン化粧品 17%, 1 人1 人 17%1 人-17%
- トヨタ紡織 0%, 000 -0%
- 富士通 0%, 000 -0%
- デンソー 0%, 000 -0%
- 三菱電機 0%, 000 -0%
大会結果
天皇杯2018(男子)
優勝:千葉ジェッツ
準優勝:シーホース三河
ということで、予想通りの決勝戦になり、願望も含めた予想が的中しました!
千葉ジェッツは、厳しいディフェンスとチームオフェンスが完全にかみ合っていましたね。
また、今回の天皇杯は、予選も含めてすべて富樫選手がいない状態でした。予選は日本代表の試合で欠場、決勝トーナメントは怪我で欠場でした。
個人的にはこれもよい結果に結びついたのではないかという気がしています。富樫ファンの人には怒られるかもしれませんが、最近の千葉ジェッツの試合を見ているとPGである富樫選手が自分だけでオフェンスを完結させるシーンが多く、チームメンバー全体の調子が上がってこないという感じです。
やはり選手はボールを持ってプレイすることで調子を上げていくものだと思うので、富樫選手がボールを持ちすぎるのは良くない気がしています。
もちろん、富樫選手の得点力は脅威なのですが、チーム全体がよくならないと勝利には結びつかないです。PGの役割はまさにそういう面もあるのではないかなぁと。
そういう意味で、富樫選手が欠場だった今回の試合では、西村選手がうまくチームを機能させて良い展開でチームを勝利に導いていたように思いました。
皇后杯2018(女子)
優勝:JX-ENEOS
準優勝:デンソー
こちらはまあ手堅い感じでしたね。ただ、序盤はデンソーがJXにオフェンスリバウンドを取らせずにしっかりリバウンドが取れていたのと高田選手のミドルが面白いように決まっていたので競った試合になって面白かったのですが、徐々にチーム力の差が出たという感じでした。
特に渡嘉敷選手は序盤は全く攻め気がなかったですが、おそらくベンチから指示があったのだと思いますが、途中から攻めるようになり手が付けられない感じになっていました。
Wリーグの盛り上がりを考えるとJX-ENEOSの選手層の厚さはどうなんでしょうね。昨年は大学の最優秀選手を獲得、今年も桜花学園の主力選手獲得がほぼ決まっているようですが他のチームとのバランスが悪すぎますね。
ドラフト制度みたいなもので、なんとかならないんですかね。まあ、選手の希望もあるでしょうから、難しいんでしょうけどね。打倒JXという気概のある選手が増えると面白いですね。
おわりに
ということで、めずらしく予想が的中しました。
まあ、こんなこともたまにはあるのでしょう。
今年一年よい年でありますように。
最後までおつきあいいただきありがとうございました。
バスケ315!
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