【Bリーグ】2018-19シーズン開幕直前!各チームの注目選手をピックアップしてみる【バスケ】

[公開日]

こんにちは!

いよいよ10/4(木)より開幕するBリーグ。

今年は3年目のシーズンとなりますが、どんな年になるのでしょうか。

観客動員数は、1年目、2年目と着実に伸びてきているようですので、このまま躍進していってほしいですね。

日本代表も八村選手や渡邉選手などの海外勢の参戦で、オーストラリア、イランなどの強豪を撃破する快進撃が続いており、東京五輪の影が見えてきたように思います。

こういった日本代表の活躍が、Bリーグを観戦してみようという思いにつながっていきますので、快進撃を続けてほしいものです。

日本代表選手に選ばれている選手以外にも魅力的な選手は多数いますので、この記事にて紹介していきたいと思います。

完全にひできちの独断ですが、

今年は、この選手に注目!

東地区

昨年は、Bリーグの強豪と言われるチームのほとんどが東地区に集結するという異常事態となっていましたが、今年は川崎ブレイブサンダースが中地区に戻り、少しは改善されたかという見方もあるかもしれませんが、まだまだ強豪ひしめく地区には変わりありません。

レバンガ北海道

■昨年度の成績

東地区6位

東地区で最下位の成績でしたが、勝率は.433と全体順位で言えば11位(18チーム中)の成績です。この点を見ても昨シーズンの東地区の異常さが伺えますね。

■注目選手

#1 関野 剛平

SG,SF/1994.08.01/183cm/80kg/東海大四高(現東海大札幌)→東海大学/北海道

大学卒業後2年目となる今シーズンですが、若いながら入団当初より中心メンバーとして活躍しています。

1年目は大学生時代にアーリーエントリーで入団し18試合出場、2シーズン目となる昨年は正式に入団して、全60試合に出場し42回のスタートメンバーで起用されました。1試合平均18.6分出場し、6.1得点、1.1アシストとなっています。SG/SFのポジションからすると3ポイントの確率が32.7%というのは少し物足りませんが、それは今後に期待といったところでしょうか。

#8 多嶋朝飛

PG/1998.10.08/173cm/73kg/北陸→東海大/北海道

言わずと知れたレバンガ北海道のイケメン担当。チームの司令塔であり、得点力もあるポイントガードです。

昨年は60試合全てに出場(スタートは55試合)し、1試合平均22.6分出場し、7.6得点、4.7アシストでした。

#9 折茂武彦

SG/1970.05.14/190cm/77kg/埼玉栄→日本大学/埼玉

Bリーグ最年長48歳のレジェンドプレイヤー。控え選手ながら昨シーズンも全ての試合に出場し、平均出場時間18.6分、7.9得点、1.3アシストを記録するバスケ界の鉄人です。

チームの社長であることは有名ですが、ゲームでは精神的な支柱として、チームに安定感・安心感を与える存在となっています。

#11 桜井良太

SF/1983.03.13/194cm/85kg/四日市工業→愛知学泉大/三重

折茂選手に次ぐ鉄人選手と言えば、桜井選手でしょう。

高校生時代はリアル流川と呼ばれるほどの点取り屋も今では35歳とベテラン選手の域に達しています。高身長ながらボールハンドリングも良いためポイントガードもこなし鋭いドライブを得意としています。

昨年の平均:20.0分/5.9得点/2.7アシスト

秋田ノーザンハピネッツ

■昨年度の成績

B2東地区優勝
プレーオフ準優勝

2016-17シーズンにB2に降格後、2017-18シーズンを経てB1に昇格したチームです。B2では54勝6敗と圧倒的な強さでした。今シーズンはB1維持だけでなくチャンピオンシップを目指して頑張って欲しいですね。

■注目選手

#7 野本健吾

SF/1992.04.25/200cm/99kg/北陸高校→青山学院/兵庫

大型選手ながら、スピードとシュート力を兼ね備えたマルチプレイヤーです。大学卒業後、2014年より東芝(現川崎ブレイブサンダース)に所属するも出場機会に恵まれず、4シーズンで、156試合に出場し1試合平均9.0分、2.4得点とあまり奮わずでしたが、新天地の秋田でその能力を遺憾なく発揮して欲しいですね。

#17 中山拓哉

PG,SG/1994.07.24/182cm/82kg/東海大相模→東海大/神奈川

一昨年度の大学3年次から特別指定選手として秋田ノーザンハピネッツと契約し、2シーズンともBリーグでプレイしています。2シーズンの成績は、78試合に出場し1試合平均21.9分、7.4ポイント、3.7リバウンド、3.1アシストと大学生とは思えないほどの成績を残しています。

また、ガードながらリバウンドにも絡んでくるというアグレッシブな選手です。秋田の中心選手として今後のさらなる成長が楽しみですね。

リンク栃木ブレックス

■昨年度の成績

東地区4位
チャンピオンシップ1回戦敗退

Bリーグの初代王者でしたが、昨年は古川選手など中心メンバーが抜けた穴をを埋めきれずに、シーズンを終えたという印象です。デイフェンス力には定評のあるチームですが、安定した得点源となる選手が出てくることがチームの飛躍に必要となりそうです。

■注目選手

#0 田臥勇太

PG/1990.10.05/173cm/76kg/能代工業→ブリガムヤング大ハワイ校

何と言ってもチームの顔であり、Bリーグの顔でもある田臥選手は外せないでしょう。人気、実力を備えた誰もが認めるBリーグのスーパースター。そんな田臥選手も今シーズンで39歳を迎えることになります。渡邉選手や鵤選手がどれだけ田臥選手のプレータイムを補えるかがチーム勝利の鍵となって来そうですね。

昨年度は全60試合に出場し、1試合平均17.9分出場し、5.4得点、2.6アシストとなっています。

年々出場時間とともに記録も落ちて来ていますが、チームの精神的支柱という大きな存在であることに代わりはなさそうです。

#13 渡邉裕規

PG/1988.03.22/180cm/74kg/青山学院大

2016-17シーズン終了後に現役引退を発表するも2017-18シーズンの11月に栃木の危機を救うべく(?)現役復帰しました。

田臥選手の後継者1番候補と行っても過言ではないでしょう。明るいキャラと強い気持ちでチームを牽引するリーダタイプの選手です。

ここぞという時のシュートに千葉ジェッツファンのひできちは幾度となく痛い目を見させられました(笑)

昨シーズンは40試合で1試合平均17.0分出場し、6.1得点、2.0アシストでした。

#32 ライアン・ロシター

PF/C/1989.09.14/206cm/107kg/シエナ大

日本に来てからずっと栃木の守護神として君臨し、6シーズン目となります。チームの最も要となる選手であり、得点、リバウンドの平均がダブルダブルとBリーグでもトップクラスの成績を収めています。また、チーム経験が長いことから、チームの戦略をよく理解し、アシストが多いことも注目すべき点です。

昨シーズンは57試合に出場し、1試合平均28.3分、13.5得点、10.2リバウンド、4.4アシスト、1.2スティールと多彩ぶりを発揮しています。

千葉ジェッツふなばし

■昨年度の成績

東地区優勝
チャンピオンシップ準優勝
天皇杯優勝

天皇杯2連覇の強豪チームです。観客動員数もBリーグでダントツの1位となっている人気チームでもあります。昨年は、悲願のチャンピオンシップ優勝こそは逃しましたが、今年も天皇杯との2連覇を目標に頑張って欲しいです。

■注目選手

#2 富樫勇樹

PG/1993.07.30/167cm/65kg/モントロス・クリスチャン高校/新潟

名実ともにチームの司令塔であり、日本代表の司令塔でもある。もはや田臥と並ぶほどのBリーグの顔と言っても過言ではないでしょう。ピック&ロールを中心にキレのあるドライブ、外からのシュート、多彩なアシストと観客を魅了する華のあるプレーを連発します。2年連続でBリーグのベスト5に選出されています。

昨シーズンは、50試合出場し、1試合平均27.8分、15.7得点、5.3アシストを記録し、3ポイントの確率も41.8%と驚異的な記録を残しています。

#3 マイケル・パーカー

PF/1981.12.05/200cm/102kg/エバーグリーン州立大/米国

千葉ジェッツの帰化選手枠で出場している選手。インサイドのプレーヤーとしては身長は低めだが、その身体能力を生かしブロック、リバウンドを量産する。外国人選手と同等以上の能力を持っており帰化選手枠の利点を生かして幅広く活躍するチームのキープレイヤーです。

昨年千葉ジェッツのデータを分析した結果、この選手の活躍が最もチームの勝敗に影響しているということがわかっています

昨シーズンは60試合全てに出場し、平均25.3分、12.7得点、8.1リバウンド、1.7スティール、1.1ブロックでスティール王となっています。

#7 トレイ・マッキニージョーンズ

1990.08.27/SF,PF/196cm/98kg/マイアミ大/米国

今シーズンより日本に来た新たな外国籍選手です。千葉ジェッツのさらなる飛躍には外国人選手の力が欠かせません。外国人選手としては小柄ですが、3ポイントや鋭いドライブを武器にしてSFをこなしてくれる選手ということで、相手チームをかき回す新たな得点源として注目しています。

#34 小野龍猛

1988.01.06/SF,PF/198cm/100kg/國學院久我山→中央大/東京

チームのキャプテンであり、得点源としても中心となる選手です。富樫選手と比べると地味なイメージなのですが、Bリーグの2シーズン連続でベスト5に選ばれており、日本代表にも何度か選出されていることから実力は折り紙付きです。インサイト、アウトサイドどちらもこなせるプレイヤーであり、特にインサイドに関しては日本人選手で彼を止められる人は居ないのではないでしょうか。

昨シーズンは、59試合に出場し、1試合平均27.1分、11.3得点、3.3アシストを記録しています。

ひできち的には「困った時の小野龍猛」という存在で捉えており、落ち着いて手堅く1本という時の攻撃の起点となっているのが印象的です。

アルバルク東京

■昨年度の成績

東地区2位
チャンピオンシップ優勝

Bリーグ界の巨人軍に例えられることが多いくらいのエリート集団です。昨年は、大学界のエリート馬場選手を正式に迎え、ポイントガードの安藤選手、小島選手を加えチームに安定感がまし、見事チャンピオンシップ優勝しています。また2018年の東地区のアーリーカップも日本代表選手3人が不在の中、優勝しており、今年も千葉ジェッツにとってはラスボス的な存在となりそうです。

■注目選手

#3 安藤誓哉

PG/181cm/80kg/明成高→明治大/東京

大学4年次にバスケ部を引退し、カナダのプロチームと契約し、その年のオールルーキーチームに選出されている。その後フィリピンのプロバスケットボールリーグでもプレイしており、若い選手ながら経験豊富な選手です。2017シーズンに秋田ノーザンハピネッツが2部に降格したことをきっかけにアルバルク東京に期限付き移籍という形で入団したが、2018シーズンに秋田が1部昇格しても戻ることなく、アルバルク東京に完全移籍しています。

この点がプロ選手なんだと言われても、ひできち的にはなんだかなぁ、なのですが、実力はある選手です。

昨シーズンは、55試合に出場し、1試合平均24.5分、8.8得点、2.6アシストを記録しています。記録以上にチーム優勝の立役者だったことは間違い無いでしょう。

#6 馬場雄大

SF/1995.11.07/198cm/90kg/筑波大学/富山

筑波大学3連覇の立役者であり、大学生の頃から日本代表選手として活躍している若手のホープです。2017年の大学4年次に筑波大のバスケ部を引退し、アルバルク東京と契約を結んでいます。驚異的なジャンプ力を生かして、スティールからのダンクが彼の持ち味です。華のあるプレーを連発してくれるので、見ていてワクワクする選手です。

大学生であった昨シーズンは、40試合に出場し、1試合平均20.8分、8.5得点、2.0アシスト、1.1スティールを記録しています。

#15 竹内譲次

SF,PF/1985.01.29/207cm/98kg/洛南高→東海大

高校、大学時代から数々の賞を総ナメしてきた超超エリート選手です。栃木にいる公輔選手とは双子であることはもはやいうまでもないことでしょう。笑っていいとも!に出演した当時の知名度はかなり低かったようですが。。。

少なくともバスケ界では竹内世代と称されるほどの黄金時代を気づいてきた選手です。

派手なプレーはないのですが、ここぞという時のリバウンドやアシストをコツコツと積み上げていくチームの縁の下の力持ち的存在です。

昨シーズンは、56試合に出場し1試合平均20.9分、9.0得点、5.4リバウンド、1.7アシストを記録しています。

#24 田中大貴

SG/1991.09.03/192cm/93kg/東海大学/長崎

アルバルク東京のスタープレイヤーであり、日本代表のエースプレイヤーです。正確なショットで得点を量産しイケメン選手として人気も高く、広瀬アリスとの交際の噂もあり、いろんな意味でBリーグの希望の星である。

昨シーズンは、53試合に出場し1試合平均29.3分、12.2得点、5.1アシスト、1.2スティールと申し分ないスタッツを残しています。また、ベスト5にも選出されチャンピオンシップのMVPも獲得しています。

サンロッカーズ渋谷

■昨年度の成績

東地区5位

昨年度は、激戦区の東地区に埋もれてしまった感がありますが、全体順位で言えば9位(全18チーム中)と決して弱いチームではありません。今年は若手選手を中心にチーム力をつけてチャンピオンシップ出場を果たして欲しいですね。

■注目選手

#6 ロバート・サクレ

C/1989.06.06/213cm/118kg/ゴンザガ大/米国

元NBAのロサンゼルス・レイカーズに所属していた選手。長身を生かしたリバウンドとインサイドプレーを得意としています。ただし、体の線が細いことからゴリゴリした当たりのあるプレーは好まないようで、フックシュートやアシストが多いという印象です。NBA時代は、チームのムードメーカーだったようで、そのひょうきんな性格から日本でもすぐに人気選手となり、アイスのサクレ(レモン味のシャーベット)がスポンサーとなるなどその人柄が出ています。

昨シーズンは、60試合全てに出場し1試合平均26.4分、16.5得点、7.5リバウンドを記録しています。

今年はもう少し得点、リバウンドの記録を伸ばしてチームに貢献して欲しいですね。

#9 ベンドラメ礼生

PG/1993.11.14/183cm/79kg/延岡学園→東海大/福岡

若手の注目株の筆頭です。チームのポイントガードとしては、キャプテンの伊藤選手に次ぐ2番手という位置付けですが、2016シーズンは新人賞も獲得し、得点力のあるポイントガードとしてチームを牽引しています。

昨シーズンは、59試合(スタートは27試合)出場し1試合平均25.6分、11.2得点、2.4アシスト、1.4スティールを記録しています。2番手とは言え、平均25.6分の出場時間はほぼ正ポイントガードと行っても良いくらいですね。

#24 広瀬健太

SF/1985.07.11/193cm/90kg/青山学院大/島根

昨年度は、怪我などで出場機会が少なかったのですが、2016シーズンはスティール王に選ばれるなど、ディフェンスに定評のある選手です。チーム内では清水選手に次ぐベテラン選手で、チームの精神的支柱となっています。

昨年度は、44試合に出場し1試合平均21.8分、6.4得点、1.8アシスト、1.3スティールを記録しています。

今年は、全試合出場しスタッツを伸ばし行って欲しいですね。

中地区

今シーズンから川崎が中地区に戻ってきたということで、また川崎と三河の熾烈な優勝争いが繰り広げられるものと思います。アーリーカップで優勝した富山からも目が離せませんね。

川崎ブレイブサンダース

■昨年度の成績

東地区3位
チャンピオンシップ初戦敗退

昨シーズンは強豪ひしめく東地区で3位(全体5位)という苦渋を味わいました。実力的にはチャンピオンシップで優勝してもおかしくないほどの潜在能力を秘めています。今シーズンはファジーカス選手が帰化したことで、どこまで行くのか楽しみですね。

■注目選手

#7 篠山竜青

PG/1988.07.20/178cm/77kg/北陸高→日本大/神奈川

チームのキャプテンであり、日本代表選手にも選ばれています。チャンピオンシップや日本代表の試合などここ一番という所で力が発揮できる強い気持ちを持ったプレイヤー。鋭いドライブと外からのシュート、アシストを兼ね備えた川崎の司令塔です。日本代表では富樫選手の控え的な存在ですが、チームの流れが悪い時には、ガッツのあるディフェンスでその流れを変えるほどの力を持っています。

昨シーズンは56試合出場し1試合平均23.1分、8.5得点、3.6アシストを記録しています。

#14 辻直人

SG/1989.09.08/185cm/84kg/洛南→青山学院大/大阪

日本を代表する3ポイントシューター。クイックシュートを武器に一度入り出したらほとんど外さないという根っからのシューターです。得点力だけでなくアシストにも長けており、ファジーカスとの息もぴったりで、お互いの良さを引き出しあう存在となっています。

昨シーズンは、58試合出場し1試合平均27.1分、12.8得点、4.4アシスト、スリーポイントの成功率は38.9%を記録しています。

#22 ニック・ファジーカス

C/1985.06.17/210cm/111kg/ネバダ大学リノ校/米国

Bリーグ随一の得点力で、初代得点王に輝いた選手。柔らかい独特のフローターっぽいシュートフォームで得点を量産する選手です。センターながら3ポイントも得意で、昨シーズンは44.6%と驚異的な数字を残しています。あまり印象に残らないがいつの間にか得点を積み重ね、1試合30点近くを叩き出す驚異的な存在です。リバウンド、ブロック、アシストにも長けており、Bリーグで一番マッチアップしたくない選手と言われています。

昨シーズンの終盤に帰化選手となり、日本代表にも選ばれています。

昨シーズンは、60試合全てに出場し1試合平均29.9分、25.3得点、10.9リバウンド、2.8アシスト、1.2スティールを記録し、リバウンド王を獲得、シーズンのベスト5にも選ばれています。

横浜ビー・コルセアーズ

■昨年度の成績

中地区6位
B1残留プレーオフの残留決定戦で勝利

2年連続で地区最下位(全体16位/18チーム中)となり残留プレーオフに出場し富山とともにB1残留の綱渡りをしているチームです。昨年は、Bリーグの最長身選手であり元NBA選手のハシーム・サビート選手を入れるもチームのテコ入れとまでは行かず、迷走を続けています。

■注目選手

#1 川村卓也

SG/1986.04.24/193cm/92kg/盛岡南/岩手

高校卒業後、すぐにJBLスーパーリーグのオーエスジーフェニックスに入団。高身長でありながら類稀なるシュート力を持つことから、「オフェンスマシーン」と称されています。ひできちのイメージ的には、北海道の折茂選手と被るのですが。NBAに挑戦した時期もあったが、契約にまではいたらず。横浜に移籍したのは、Bリーグ開幕からということでまだ2シーズンなのですが、持ち前の明るいキャラとその実力ですでに「横浜の顔」というべき存在になっています。

昨シーズンの成績は57試合に出場し1試合平均29.6分、13.6得点、3.6アシスト、スリーポイントの確率は36.8%となっています。

#21 田渡凌

PG/1993.06.29/180cm/82kg/京北高→ドミニカン大カリフォルニア校/東京

高校卒業後は、NCAA2部のドミニカン大学カリフォルニア校でプレーし、1試合平均8.4得点4.6アシスト1.5スティールを記録。H29のU24日本代表候補選手となっています。三遠ネオフェニッスの田渡修人選手は実の兄です。中学校時代には、全中の決勝で千葉ジェッツの富樫選手と対戦するなど、富樫選手とはライバル関係にありました。

昨シーズンは、58試合に出場し1試合平均18.0分、6.4得点、3.0アシストを記録していますが、期待値よりはまだまだ低く、チームとまだアジャストしていない気がします。

今シーズンの期待も込めて注目選手としてあげさせていただきました。

#32 エドワード・モリス

PF,C/1984.05.04/203cm/105kg/ピッツバーグ州立大/米国

昨年まではB3 の八王子に所属していましたが、今年より帰化選手となり横浜に移籍してきました。Bリーグにおいては、帰化選手がいることで実質外国人選手が1人多くコートにたてることから、その存在は非常に大きいです。よって、モリス選手が横浜の再建の鍵を握っている選手であることは間違い無いでしょう。

昨シーズンのB3での成績は61試合に出場し1試合平均21.1分、11.0得点、7.3リバウンド、2.2アシストとこじんまりしたものとなっていますが、B1でどれだけやれるかが見ものです。

新潟アルビレックスBB

■昨年度の成績

中地区3位

昨シーズンは中地区3位ながらも全体10位ということで惜しくもチャンピオンシップ出場を逃しています。平均年齢30.0歳は、B1リーグでは北海道の30.2歳に次ぐ高齢となっており、チームの若返りが急務となっています。特にポイントガードの五十嵐選手は38歳ということで、後に続く選手の育成がチーム躍進の鍵を握っていると思われます。

■注目選手

#7 五十嵐圭

PG/1980.05.07/180cm/70kg/北陸高→中央大/新潟

元日本代表のポイントガード。Bリーグのイケメン選手として人気が高く、田臥選手と同じくらいの知名度を持っています。素早い稲妻のようなドライブ、正確なショット、アシストと多彩なプレーで観客を魅了します。五十嵐選手も今年で38歳と大ベテランの域に達していますが、そのスピードにまだ衰えは見えません。また、長距離シュートも得意としており、昨シーズンのセンターラインからかなり手前から放ったブザービーターのシーンは今でも印象に残っています。

昨シーズンの成績は、60試合全てに出場し1試合平均30.5分、10.6得点、5.6アシスト、1.0スティールを記録しています。

37歳で全試合出場し、1試合平均30分以上出場しているとは、まさに鉄人ですね。

#54 ダバンテ・ガードナー

C/1991.09.02/203cm/132kg/マーケット大/米国

Bリーグ開幕とともに新潟に移籍してきた大型外国人選手です。チームの得点の1/3以上を叩き出すポイントゲッターであり、アシストも多いのが特徴的です。見た目からは想像できないくらいハンドリングが良いため、ドリブルでドライブしていくシーンも多く見かけます。実は中学校まではポイントガードだったらしいので、納得です。新潟のポイントセンターとしてオフェンス時のボール保持時間はチーム随一を誇っています。

昨シーズンは59試合出場し1試合平均30.0分、28.7得点、9.9リバウンド、2.5アシストで、得点王を獲得しています。

富山グラウジーズ

■昨年度の成績

中地区5位
残留プレーオフの入替戦にて残留

千葉よりレオ・ライオンズ選手、阿部友和選手、京都よりジェシュア・スミス選手が補強されるなど大幅にメンバーを入れ替えてきました。アーリーカップでは北信越地区で優勝するなど期待のできる年になりそうな予感。と思ったら、昨シーズンもアーリーカップ優勝して同じこと書いてましたね。。。

■注目選手

#0 レオ・ライオンズ

SF,PF/1987.05.24/206cm/115kg/ミズーリ大コロンビア校/米国

大学卒業後は様々な国を渡り歩き、2017年に秋田に入団しています。2017-18シーズンの途中から千葉ジェッツに入団し、ギャビン選手に次ぐ2番手の外国人選手としてリーグ優勝に大きく貢献しました。3ポイントやアシストを得意とし、ガード的な役割を果たす場面も多く見受けられました。

昨シーズンの成績は41試合出場し1試合平均23.1分、11.1得点、2.8アシストとなっています。

#11 宇都直輝

PG/1991.06.11/190cm/80kg/中部大第一高→専修大/愛知

ガッツのあるプレーで富山グラウジーズを引っ張る司令塔。大学時代、得点王であったこともあり、得点の取れる長身ポイントガードとして富山を引っ張る存在です。アルバルク東京時代は田中大貴の影に隠れて平均出場時間4分弱でしたが、富山グラウジーズの移籍が見事マッチし、正ポイントガードとして活躍し「富山の顔」と言える存在になりました。イケメン部門でもぶっちぎりのトップで、見事人気選手となっています。

昨シーズンの成績は、59試合出場し1試合平均34.5分、17.0得点、7.7アシスト、1.2スティールを記録し、アシスト王に輝いています。

にしても34.5分の出場時間って、ほぼ全部じゃあないですか笑

#14 大塚裕土

SF/1987.08.23/188cm/82kg/東海大四高→東海大/北海道

サンロッカーズ渋谷では平均出場時間10.9分と出場機会に恵まれず1年で富山に移籍しています。3ポイントシュートを得意とし、生涯アベレージは37.2%となっています。クールなイメージの大塚選手ですが秋田所属時代は「王子」と呼ばれていたようですね。

「王子」の呼称復活して欲しいですね。

昨シーズンは、60試合全てに出場し1試合平均30.8分、9.3得点を記録、スリーポイントの成功率は39.7%となっています。

#34 ジョシュア・スミス

C/1992.05.14/208cm/138kg/ジョージタウン大/米国

体格を生かしたインサイドプレーが持ち味で、フィールドゴールが驚異の67.1%とB1リーグトップとなっています。安定した得点源が課題であった富山の躍進の原動力となることは間違い無いでしょう。

昨シーズンは58試合出場し1試合平均16.8得点、9.4リバウンド、2.1アシストを記録しています。

三遠ネオフェニックス

■昨年度の成績

中地区4位

Bリーグ初年度はチャンピオンシップ出場を果たしたが2年目は全体12位で出場を逃しています。ひできちの中ではチームカラーが薄く、特徴的な選手も少ないのかなという印象を受けます。

■注目選手

#8 太田敦也

C/1984.06.04/206cm/112kg/日本大/愛知

日本代表にも何度も選出されている日本のセンター。外国人にプレータイムを取られなかなか出場できないというのが日本人センターの現状ですが、大田選手は、しっかりとスターターで出場しプレータイムをもらっている数少ない選手の一人です。地味ですがベテランらしい味のあるプレーでチームを支えています。

昨シーズンの成績は60試合全てに出場し1試合平均22.6分、8.3得点、4.6リバウンドを記録しています。

#12 ダシルバ・ヒサシ

SG/1990.05.31/187cm/92kg/浜松学院/静岡

高校3年の昨シーズンに特別指定選手として三遠と契約し、今年度正式に入団しています。昨年は18歳9ヶ月17日というB1最年少出場記録を作りましたが4ゲームに出場し平均1.8分、1.2得点という結果でした。

しかし、まだ10代であり中学校時代にはU16に選ばれるなど、今後の成長に期待したいですね。

#15 鈴木達也

PG/1991.03.30/169cm/67kg/拓殖大/東京

bjリーグ時代は2年連続アシスト王に輝くなど、アシストを得意とする三遠のポイントガードです。当時若手だった鈴木選手も今期で6シーズン目となリます。筋トレを趣味(?)としていて、ムッキムキな体はおよそポイントガードのそれとは思えないほどです。チームとともにBリーグの顔となれるような活躍に期待したいですね。

昨シーズンの成績は50試合に出場し25.9分、7.2得点、5.4アシスト、0.9スティールとなっています。

シーホース三河

■昨年度の成績

中地区1位
チャンピオンシップセミファイナル
天皇杯準優勝

一昨シーズンに引き続き、昨シーズンも中地区で圧倒的な勝率を上げ、リーグ全体でも1位の勝率でした。一昨シーズンの反省を踏まえてかしっかりとチャンピオンシップでのホームゲームを勝ち取るがセミファイナルでアルバルク東京に破れてしまいました。

優勝できるポテンシャルは秘めていますがなかなか王座につくことができない無冠の帝王といった存在です。

今年は、比江島が抜けた穴をどう埋めるかが課題となりそうです。

■注目選手

#12 西川貴之

SF/1992.01.14/196cm/88kg/東海大四高(現東海大札幌)→明治/北海道

ポスト比江島の筆頭格なのではないでしょうか。昨シーズンより三河に移籍してきましたが、同ポジションの選手が多く控え的な存在でしたが、1試合平均2桁とるポテンシャルは十分に持っており、比江島の穴を埋めるべき存在であると思います。

昨シーズンは59試合(内20試合スタート)に出場し1試合平均16.3分、4.9得点という記録に止まっています。

#14 金丸晃輔

SG,SF/1989.03.08/192cm/88kg/明治大/福岡

日本人の中ではトップクラスの得点力を持っている選手ですが、なぜか日本代表には選出されない謎の選手でもあります。「変態」とも呼ばれるシュートを武器にタフショットでもなんなく決めてしまうディフェンス泣かせのプレーヤーです。むしろタフショットを好んで選択しているようにも見えます笑。昨シーズンは、フリースロー王を獲得し、ベスト5にも選ばれています。繰り返しになるが、何故か日本代表には選ばれない謎&不遇の選手です。

というかベスト5に選ばれて日本代表になっていないのはこの人だけです。。。

今年は比江島選手が抜けた穴を埋めるべく、得点を大量生産し、東京五輪へのアピールをして欲しいものです。

昨シーズンは57試合出場し1試合平均28.1分、15.7得点を記録し、スリーポイントの成功率は39.5%、フリースローの成功率は93.2%と驚異的な数字を残しています。

#32 桜木ジェイアール

F,C/1976.10.30/203cm/105kg/UCLA/米国

NBAドラフト2巡目でバンクーバー・グリズリーズに指名されNBAの試合出場経験のある選手です。41歳という年齢ながら帰化選手の中でもっとも活躍している選手と言えると思います。

インサイドでポストアップすることで攻撃の起点となりチームの司令塔的な役割を果たしています。シュート、アシスト、リバウンドとマルチな活躍でチームを牽引するプレイヤーです。

近年は、自ら得点するというよりも自分が囮となってアシストをするという場面が多く見られ年齢とともにプレースタイルがシフトしてきているように感じます。

昨シーズンは59試合出場し1試合平均29.0分、15.5得点、8.4リバウンド、5.3アシストを記録しています。

西地区
名古屋ダイヤモンドドルフィンズ

■昨年度の成績

西地区2位
チャンピオンシップ初戦敗退

昨シーズンは、西地区2位(全体8位)で見事チャンピオンシップ出場を果たしています。こんなことをいうと怒られますが、地味に強いチームという印象です。あれ?そんなに強かったっけ?と思いながら結果を残しているという。しかも、どんどんチーム力をまして完成されていっている気がします。

チームの平均年齢も27.2歳と若いことから、これからも強くなっていく予感がします。

■注目選手

#8 張本天傑

SF,PF/1992.01.08/197cm/102kg/中部大第一→青山学院大/愛知

中国で生まれで日本に移住して日本国籍を取得した選手です。高校時代は富山グラウジーズの宇都選手とともに中部大第一でインターハイ、ウィンターカップに出場しています。日本代表にも選出され若手のフォワードとして期待されています。

昨シーズンの成績は、56試合出場し1試合平均21.1分、8.5得点となっています。

#21 笹山貴哉

PG/1993.02.15/180cm/77kg/洛南高→筑波大/三重

名古屋ダイヤモンドドルフィンズの正ポイントガードであり、2桁得点をあげる数少ないポイントガードのひとりです。得点力を武器にして、アシストも量産していきます。3ポイントの確率をあげることが、笹山選手の今後の成長の鍵になりそうです。

昨シーズンの成績は57試合に出場し1試合平均25.2分、10.6得点、4.5アシスト、1.3スティールを記録しています。

#24 ジャスティン・バーレル

PF,C/1988.04.18/204cm/111kg/セント・ジョーンズ大/米国

名古屋の安定した得点源であり、チームの柱的な存在です。2011-12シーズンは横浜ビー・コルセアーズに所属していましたが、NBAに挑戦するため退団しました。しかし、契約にはいたらず2シーズンのフランスを経て日本に戻ってきました。

昨シーズンの成績は、56試合に出場し1試合平均22.9分、14.8得点、7.5リバウンド、2.4アシストを記録しています。

今シーズンは名古屋のさらなる躍進のためにも1試合平均20得点を目指して欲しいですね。

滋賀レイクスターズ

■昨年度の成績

西地区3位

西地区3位ですが全体13位ということで、結果的には一昨年の14位から1つ順位をあげるにとどまっています。安定した得点源となる外国人選手の存在がチーム力向上のために必要であると思われます。さらに並里選手が抜けた穴をどう埋めるのか、今シーズンのB1リーグで最も課題の多いチームではないでしょうか。

■注目選手

#35 伊藤大司

PG/1986.12.22/182cm/75kg/モントローズ・クリスチャン高→ポートランド大/三重

高校時代は、キャプテンを任されそのチームメイトにはケビン・デュラント、グレイビス・バスケスがいたというからすごいですね。大学卒業後はアルバルクに所属し、昨シーズン北海道に期限付移籍を経て今シーズンより滋賀に所属していますが、あまりぱっとしないというのが正直なところでしょう。

ただし、海外を含めた色々な経験で滋賀の危機を救うカギを握っている選手だと思って注目選手としました。

昨シーズンは52試合(うちスタートは10試合)に出場し1試合平均14.0分、3.2得点、1.7アシストとなっています。

#40 ディオール・フィッシャー

PF,C/1981.10.12/211cm/116kg/ウェストバージニア大/米国

昨シーズンより来日し滋賀に所属している外国籍選手です。大学卒業後はD-League、ベルギー、イスラエル、スペイン、ドイツ、ロシアと様々な国を渡り歩いて日本に来ました。イスラエル代表の経験もあり、高いフィールドゴールとフリースロー、ブロックを持ち味としている。

昨シーズンは59試合に出場し1試合平均30.1分、13.6得点、9.9リバウンド、3.1アシスト、1.0スティール、2.2ブロックとマルチな活躍を見せています。

京都ハンナリーズ

■昨年度の成績

西地区2位
チャンピオンシップ初戦敗退

一昨シーズンは、失速し西地区5位に終わってしまいましたが、昨シーズンは2位ということで、みごとチャンピオンシップ出場を果たしています。今年は、ベスト4以上を目指して突き進んでほしいですね。

■注目選手

#3 伊藤達哉

PG/1994.11.26/173cm/72kg/洛南高→東海大/千葉

2017年2月より京都に入団しているが、怪我のため出場機会はなかったが、昨シーズンはルーキーイヤーにも関わらず、チームをけん引するに十分なスタッツを残し、正ポイントガードとして活躍した。

スタッツ的には一番活躍した新人なのですが、話題性・スター性で馬場雄大に及ばず、新人賞を逃しています。

今年も京都をけん引する実力の持ち主として注目すべき選手です。

昨シーズンは、56試合出場し1試合平均25.3分、9.0得点、4.4アシスト、1.3スティールと新人とは思えないスタッツを残しています。

#12 岡田優介

SG/1984.09.17/185cm/80kg/土浦日大→青山学院大/東京

高校の時は、ウィンターカップで4位となりベスト5にも選ばれています。大学では、関東新人戦で優勝し、新人王となりました。まだ当時関東2部であった青山学院を1部に昇格させ、関東1部で優勝、インカレ準優勝という成績を収めています。大学卒業後はトヨタ自動車に入団し、JBL2011-12に優勝、オールジャパン2連覇を達成しました。

3ポイントを得意とし、公認会計士の資格を持つという異色の経歴を持つ。お笑いタレントの麒麟の田村と大西ライオンとの共同オーナーで3×3のチームDIME.EXEを保有しています。

昨シーズンの成績は、60試合すべてスタートで出場し1試合平均23.5分、8.1得点、

#32 ジュリアン・マブンガ

PF/1990.01.24/203cm/116kg/マイアミ大/ジンバブエ

昨シーズンから滋賀より移籍してきた選手です。昨シーズンは2番手の外国籍選手という位置づけで、プレータイムもそれほどありませんでしたが、今シーズンからすべてのクォーターでオンザコート2が認められるようになりましたので、この選手の活躍がチームの鍵を握っていると思われます。

昨シーズンは、47試合(スタートは11試合)に出場し1試合平均21.9分、15.6得点、4.1アシスト、0.8スティールとプレータイムの割にはスタッツを残している選手です。

大阪エヴェッサ

■昨年度の成績

西地区4位

一昨シーズンより1つ順位を落とす形で終えた昨シーズンです。全体でも14位とギリギリ残留プレーオフを回避しています。安定した得点源がないという印象です。今シーズンは、ポイントガードの畠山の入団、ジョシュ・ハレルソンが戻ってきたこともあり、勝率アップが期待できそうです。

■注目選手

#27 熊谷尚也

SF,PF/1990.11.16/195cm/90kg/日体大/福岡

一昨シーズンのチャンピオンである栃木ブレックスから移籍してきた選手です。身体能力の高さから、外国人選手が中心であるオールスターゲームのダンクコンテストにも選出されたことがあり、豪快なダンクが持ち味です。第38回のウィリアム・ジョーンズカップで、日本代表にも選出されている期待の選手です。栃木ブレックスでは控えの選手でしたが、新天地の大阪ではスターティングメンバーとして活躍しています。

昨シーズンの成績は60試合(スタートは57試合)に出場し1試合平均27.1分、9.5得点、1.7アシスト、0.7スティールを記録しています。

#32 畠山俊樹

PG/1991.06.18/170cm/73kg/明成高→青山学院/宮城

2014年の大学4年次にアーリーエントリーで当時bjリーグだった大阪エヴェッサと契約しています。よって、今回はまた古巣に戻ってきたということになります。昨シーズンまでは新潟のポイントガードといて、五十嵐に次ぐ2番手という位置づけでしたが、出場すると活躍を見せていましたので、もったいないなぁと思っていました。大阪ではメインのポイントガードとして活躍してほしいです。

昨シーズンの成績は、49試合(スタートは22試合)に出場し1試合平均25.9分、6.9得点、3.1アシスト、1.1スティールでした。

#55 ジョシュ・ハレルソン

PF,C/1989.02.12/208cm/125kg/ケンタッキー大学/米国

大阪→渋谷→大阪と1年で戻ってきました。NBAでは75試合に出場してます。得点、リバウンド、ブロック、アシストとなんでもこなす便利屋です。2016-17シーズンは、ブロック王を獲得しています。これだけの実力を持ちながら昨シーズンの渋谷ではサクレに次ぐ2番手の外国籍選手という位置づけでしたので、不満もあったのかもしれませんね。大阪エヴェッサのてこ入れの重要なカギを握っている選手だと思います。

昨シーズンの成績は、60試合すべてに出場し(スタートは17試合)、1試合平均23.4分、10.7得点、8.9リバウンド、1.6アシスト、0.8スティール、1.0ブロックとマルチな才能を見せています。

ライジングゼファ ーフクオカ

■昨年度の成績

B2西地区優勝
プレーオフ優勝

2016-17シーズンにB3からB2へ、2017-18シーズンはB2からB1へと、とんとん拍子に昇格してきたチームです。ということで、現時点ではB1、B2、B3すべてを経験した唯一のチームとなっています。B1でどれだけ通用するのかが見ものですね。

■注目選手

#6 小林大祐

SG/1987.06.24/189cm/88kg/福大大濠→慶應/福岡

大学卒業後、日立サンロッカーズに入団し新人王を獲得しています。その後、リンク栃木に移籍しBリーグ元年から福岡に移り、B3のベスト5を獲得するなどの活躍をしています。昨シーズンの3ポイントの成功率は41.5%と驚異的な数字を残しています。B1のディフェンスに対してどれだけ通用するのかが楽しみですね。

昨シーズンは、31試合に出場し1試合平均25.5分、14.7得点、3.1アシスト、1.3スティールという成績でした。

#11 エリック・ジェイコブセン

PF,C/1994.06.02/208cm/108kg/アリゾナ州立大/米国

大学卒業後は、NBAのキャブスのサマーリーグでプレーし、オーストラリアのチームと契約。昨シーズン、福岡に入団しB1昇格の立役者となりました。

昨シーズンは、55試合出場し1試合平均29.8分、18.8得点、8.1リバウンド、1.8アシスト、0.7スティール、0.7ブロックというスタッツでした。

琉球ゴールデンキングス

■昨年度の成績

西地区1位
チャンピオンシップセミファイナル敗退

西地区の中では群を抜いている存在です。強いチームとしては珍しいくらい昨シーズンからの選手の入れ替えが多く、特に今年はPG(石崎、橋本、並里)をかなり補強してきています。それが吉と出るか凶と出るかが楽しみですね。

■注目選手

#1 橋本竜馬

PG/1988.05.11/178cm/81kg/福大大濠→青山学院大/福岡

比江島とともにシーホース三河の顔といえるべき存在でしたが、7シーズン在籍した三河を離れて、琉球にやってきました。日本代表に何度も選出され、気迫のこもったディフェンスが武器と言えるでしょう。

昨シーズンは、52試合出場(スタートは40試合)し25.3分、7.0得点、3.3アシスト、1.0スティールの成績を収めています。

スタッツを見る限り、三河の正ポイントガードとして活躍していたことからプレータイムに不満があったわけではなさそうですね。日本代表からは外れることが多くなり、新天地でさらなる成長をしたいという思いがあったのでしょうか。

#3 並里成

PG/1989.08.07/173cm/72kg/福岡第一/沖縄

高校卒業後、第一期のスラムダンク奨学生に選ばれサウスケントスクールに留学し、アイザイア・トーマスとともにプレーしていました。NBAの挑戦、日本でのプレーを繰り返しながら現在に至っています。同じチームに定着することなく、また琉球に戻ってきた形となっています。

昨シーズンの成績は59試合に出場し1試合平均27.9分、12.2得点、7.4アシスト、1.5スティールとなっています。

7.4アシストは富山の宇都選手に次ぐ2位の成績となっています。

#14 岸本隆一

PG,SG/1990.05.17/176cm/75kg/北中城高→大東文化大/沖縄

琉球の顔と言えば、この人でしょう。大学卒業後からずっと琉球でプレーし、今年で7シーズン目となります。今シーズンはPGが多いのでSGに専念するんですかね。ガード争いに巻き込まれなければよいのですが。

昨シーズンの成績は、60試合すべてスタートで出場し1試合平均25.5分、10.2得点、3.7アシスト、1.0スティールでした。

#33 アイラ・ブラウン

PF/1982.08.03/193cm/105kg/ゴンザガ大/米国

一昨シーズンからサンロッカーズ渋谷より移籍してきた帰化選手であり、日本代表にも選出されている選手です。高い運動能力を武器に豪快なダンクでの得点とリバウンドを量産していくかと思いきや3ポイントの精度も高く、中外とバランスの良くなんでもこなせる器用なプレイヤーです。

昨シーズンの成績は、60試合に出場し1試合平均28.7分、11.2得点、7.0リバウンド、2.9アシスト、1.3スティール、0.8ブロックでした。3ポイントの成功率は、なんと40.9%となっています。

終わりに

Bリーグも3シーズン目突入となりました。選手が定着する強いチームと、選手の入れ替えが激しく迷走するチームがくっきりと分かれてきた気がします。そんな中でも、強豪でありながら主力に入れ替えがあった三河と琉球が今年どのようなポジションにつけるのかが非常に気になりますね。

日本代表に主力3人を奪われながらもアーリーカップを優勝したアルバルク東京は今年も強そうですね。このラスボス的な存在であるアルバルクをいかに倒すかが、他のチームの課題となりそうです。

※毎年、大変な作業なのですが、この努力が報われるくらいページビューが伸びるといいなぁ(笑)。

最後までお付き合い頂き、ありがとうございました。

バスケ315!

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投稿者: ひできち

40歳過ぎた今でも週2回バスケをこなすバスケ好き。 B.LEAGUE開幕により、日本バスケの人気復活に期待しており、自称日本バスケ普及推進委員。 現在、バスケ部所属の二児の父親でもあり、バスケ一家を支えるべく日々奮闘中。

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