こんにちは!
5/27のB1-B2の入れ替え戦をもって、今年度のBリーグの試合がすべて終了しました。
予想以上に盛り上がったのではないでしょうか。今までバスケの試合を觀たことがなかった人にもその魅力が伝わったものと思われます。
ただ、今年度はBリーグ元年ということで必然的に注目度が上がった可能性もあり、2年目となる次年度にその真価が問われるものと思われます。
日本における他のメジャースポーツである野球やサッカーと比較しても引けをとらないくらいバスケの試合は面白いと思いますので、是非その魅力を多くの人に知ってもらいたいものです。
さて、前置きが長くなりましたが今回のテーマは久々の男子日本代表の試合についてです。
6/3(土)より開催される東アジアバスケットボール選手権大会2017について調べてみました。
大会概要
日程:2017年6月3日(土)~7日(水)
会場:長野市真島総合スポーツアリーナ(ホワイトリング)
出場チーム:全6チーム
グループA:韓国(30)、日本(48)、マカオ(ランク外)
グループB:中国(14)、チャイニーズ・タイペイ(48)、香港(65)
※カッコ内は、FIBAランク
競技方法:
【予選ラウンド】
・各グループの総当たり戦を行い順位を決定する。
・上位2チームが準決勝へ、3位チームは5位決定戦へとまわる。
【決勝ラウンド】
・4チームによるトーナメントで順位を決定する。
本大会の位置づけ
本大会の上位5チームは、本年8月10日(木)~20日(日)にレバノン・ベイルートで開催される「FIBA ASIA カップ 2017」の出場権が与えられる。
つまり、最下位のチームのみが落とされるということですね。
しかし、FIBA ASIA カップ 2017のページを見てみるとすでに組み合わせは決まっており、マカオ以外の国は出場する予定となっています。
ということで、どうやらマカオは出場しないことが決まっているようですね。
よって、本大会はアジアカップの予選といいながらもすでに出場国が決まっているので、アジアカップを見据えた交流戦的な位置づけとして捉えて良いかもしれませんね。
ちなみに、FIBA ASIAカップ2017の上位チームは、2019年に中国で開催されるFIBAバスケットボール・ワールドカップへの出場権が得られますので、非常に大事な大会となります。アジアからは3~4チーム出場できるものと思われます。
FIBAワールドカップ出場チームは、別途2018年11月にFIBAワールドカップアジア予選が開催されるようです。したがって、FIBA ASIAカップ2017の結果はワールドカップ出場にはほぼ影響しないと考えられます。
ワールドカップの出場は、アジアからはおそらく5~6チーム前後になると思われ、日本は、アジア内ではランキング8位ですので非常に微妙な位置にいるわけです。
日本代表チーム
今回選出された代表選手は以下の16名です。まあ、Bリーグで活躍した面々はほぼ選ばれていると考えて良いと思いますが、Bリーグの個人賞を3つも獲得した三河の金丸選手が選ばれていないのが気になりますね。
個人的には大学生としては唯一選出されている馬場選手に注目しています。
前回の日本代表の試合では、日本人離れした身体能力でダンクを何度も見せてくれましたね。今後が楽しみな選手のひとりです。
#0 橋本 竜馬 (シーホース三河)
#2 富樫 勇樹 (千葉ジェッツ)
#6 比江島 慎 (シーホース三河)
#8 太田 敦也 (三遠ネオフェニックス)
#10 竹内 公輔 (栃木ブレックス)
#15 竹内 譲次 (アルバルク東京)
#18 馬場 雄大 (筑波大学 4年)
#24 田中 大貴 (アルバルク東京)
#34小野 龍猛 (千葉ジェッツ)
#35 アイラ・ブラウン (サンロッカーズ渋谷)
#43 永吉 佑也 (川崎ブレイブサンダース)
#88 張本 天傑 (名古屋ダイヤモンドドルフィンズ)
どの選手も日本ではエース級のすばらしい選手なのですが、こと世界が相手となると身長のハンデは否めないですね。
この身長のハンデをどのように克服するかが見ものです。
東京オリンピック出場に向けた第一歩として、ぜひともアジアカップでは良い成績を収めてほしいところです。
日程
6月3日(土)15:00~ vs 韓国l
6月4日(日)15:00~ vs マカオ
6月6日(火)準決勝(&5位決定戦)
6月7日(水)決勝(&3位決定戦)
少なくともマカオには勝てるはず(?)ですので、初戦の韓国戦がいきなり正念場かと思います。
韓国に勝てなければ、ほぼ間違いなく中国が準決勝の相手となりますので、それを回避するためにもなんとか韓国に勝利してほしいですね。
結果
6月7日(水)にすべての試合が終了しました。
結果は以下のとおりです。
優勝:チャイニーズ・タイペイ
準優勝:韓国
3位:日本
4位:中国
結局、各リーグ2位で通過したチームが優勝と準優勝となるというなんとも奇妙な展開でしたが、それだけこの4チームの実力に差はないということですね。
3位決定戦の中国戦に関しては、最初から最後まで危なげない試合運びでした。中国は、東京五輪を見据えて20代前半の若手中心メンバーで構成されたということも少なからず影響していたのかもしれませんが、日本も若手中心メンバーと言ってもよいかと思っています。
ただし、やはりインサイドに課題があることは浮き彫りになっており、特に若手でインサイドを任せられるメンバーの発掘が急務であると感じました。
安直な考えとしては、帰化選手という手段が真っ先に思いつきますが。。。
ドゥドゥゲイ選手やタヒロウ選手が帰化してくれると嬉しいんですけどね(笑)。
あと、馬場選手はやはり規格外ですね。すでに日本代表の試合に出ていても全く違和感がないですし、195cmでSGというポジションですので、ほんと将来が楽しみな選手です。今大会でも、何回ダンクを決めてくれたことか。
比江島選手に継ぐ、日本バスケ界の宝ですな。
最後までお付き合い頂き、ありがとうございました。
バスケ315!
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いやー、韓国戦勝ててよかったすね!
なんにせよ面白い試合でした!勝負を決した富樫のジャンパー、凄かったすわ…。ゾーン気味で守られて、前あいてたといえ、ショット選択するとは、恐ろしいハートしてますなー痺れるっす。
Bリーグチャンピオンシップに続き、面白い試合が見られて最高。NBAがアレなだけに、尚更っす。
みそぢるさん、
コメント、ありがとうございます。
いろいろとメンバーを試しながらやっているという感じで、点差以上に少し余裕があるのかなという印象でした。本当、富樫はすごいですね。富樫が下がると点差を詰められるという感じだったと思います。
今の日本は、FIBAのランキングよりは上にいる気がしますね。今後も頑張ってオリンピック出場してほしいものです。
韓国戦、接戦を制しての勝利で何よりでした!しかし、富樫の勝負を決めたジャンパー凄かった…何たる強心臓!Bリーグチャンピオンシップも面白かったし、いい試合が続けて見られてよかったです。NBAがアレなだけに尚更。