【バスケ】リオ五輪女子日本代表選手について(札幌山の手編)

[公開日]
[更新日] 2016/08/17

こんにちは!

もう夏ですね。今年の夏はリオ五輪ですね。いよいよ開催まで3週間をきりましたね。

ということで、リオ五輪に出場する女子バスケ日本代表選手のことについて書きたいと思います。

代表選手の出身高校を見てみると以下の通りです。

吉田 亜沙美 東京成徳(2003-2005)
王 新朝喜 岐阜女子(2003-2005)
栗原 三佳 大阪薫英(2005-2007)
高田 真希 桜花学園(2005-2007)
間宮 佑圭 東京成徳(2006-2008)
渡嘉敷 来夢 桜花学園(2007-2009)
近藤 楓 新居浜商業(2007-2009)
本川 紗奈生 札幌山の手(2008-2010)
町田 瑠唯 札幌山の手(2008-2010)
宮澤 夕貴 金沢総合(2009-2011)
三好 南穂 桜花学園(2009-2011)
長岡 萌映子 札幌山の手(2009-2011)

やっぱり、ほとんどが名門と言われている高校の出身ですね。その中でも当然桜花学園は3名と多いのですが、同じく札幌山の手も3名選出されています。

しかも、年代を見ていただけると分かるかと思いますが、3人がほぼ同年代で高校時代に同じチームメイトだったから驚きです。

町田選手、本川選手が3年のときには、長岡選手が2年ということです。そしてその年には、3冠を達成しています。

当然と言えば、当然ですよね。将来日本代表になる選手が3人も同じチームにいれば、強いはずです。

ちなみに2010年の3冠を達成した時の決勝戦の相手とスコアは、こんな感じでした。

インターハイ:
札幌山の手 98 - 74 中村学園女子(福岡)

国体:
北海道(札幌山の手) 84 - 82 福岡(中村学園女子)

ウィンターカップ:
札幌山の手 97 - 59 中村学園女子(福岡)

高校バスケ集大成のウィンターカップの決勝では、なんと38点差です。ちなみにウィンターカップでは、トーナメント戦で5試合行っていますが、60点以上取られた試合はなく、対して札幌山の手はほぼすべての試合で90点以上(準々決勝ではなんと120点。。。)とっているので圧倒的に強かったことが伺えます。

札幌山の手高校とは

正式名称は、「札幌山の手高等学校」です。1987年までは「札幌香蘭女子学園高等学校」と女子校でしたが、現在は共学となっています。場所は、札幌市街の西の方に位置しています。

「札幌香蘭女子学園高等学校」時代から、バスケは強かったみたいです。いろいろな競技で全国大会に出ているようで、スポーツ校として有名なようです。


札幌山の手を三冠に導いた三人のどさん娘

先述の通り、札幌山の手は、町田選手、本川選手が3年生の2010年にインターハイ、国体、ウィンターカップの3冠を達成しています。

それまで札幌山の手は、3大大会で優勝した記録はなくその年いきなり三冠を達成しています。やはり、これは町田選手、本川選手、長岡選手の3人が揃った代であるというところが大きいのだと思います。

ちなみに、その翌年長岡選手が3年生の時には国体、ウィンターカップの2冠でした。3選手はともに北海道出身の選手であり、生粋のどさん娘(なんかラーメン店みたいですが)なのです。

#13 町田 瑠唯

162cm 57kg 1993年3月8日生まれ

富士通レッドウェーブ所属 ポイントガード

名前は、両親がファンだった元プロサッカー選手のラモス瑠偉が由来しているようです。富士通レッドウェーブではキャプテンを務めています。プレースタイルは、とにかく早いです。そして、視野の広いパスでどんどんと速攻に結びつけていき、チームに勢いをつけます。素早いドリブルで大きな選手の間を抜けて、レイアップを決める姿も印象的です。また、シュートフォームもキレイでアテンプトは少ないですが3ポイントの確率は高いです。

#14 本川 紗奈生

176cm 65kg 1992年4月2日生まれ

シャンソンVマジック所属 シューティングガード

1:1からのドライブが得意で、最終的にゴールにねじ込んでくる決定力の高さを持っています。試合を見ていてもドライブ、ドライブ、ドライブという印象が強いです。大きな相手に対しても果敢にゴールに向かう姿は非常に頼もしいです。

#18 長岡 萌映子

182cm 75kg 1993年12月29日生まれ

富士通レッドウェーブ所属 スモールフォワード

体格を生かしたインサイドプレーが得意かと思いきや、柔らかい3ポイントシュートも持っており、どこからでも点が取れるオールラウンドプレイヤー。三冠の立役者でもあり、ウィンターカップ決勝では、2年生でありながらなんと50得点あげるという得点能力の高い選手です。試合中には「萌ちゃーん」という野太い声援も聞かれ、コアなファン層がいるようですw。

天性のスピードとアシスト力を持ったポイントガードである町田選手と得点力のあるガードの本川選手、フォワードの長岡選手と揃ったバランスの良いチームだからこそ、札幌山の手は、初優勝+初三冠をなしえたのだと納得しました。

町田選手と長岡選手は、現在でも同じ富士通レッドウェーブに所属しプレイしています。先日の全日本女子の強化試合でも、この二人の速攻でのホットラインからのレイアップが見られとても嬉しかったです。長年一緒にやっているのでツーカーなのでしょうね。

全日本女子では、本川選手がスタメン、町田選手、長岡選手は、控え的な存在ですが、是非この3人の連携プレイに注目してもらえるとまた別の角度で試合を楽しめるかと思います。

札幌山の手の3人娘から、全日本代表の3人娘に飛躍した彼女たちの活躍を是非応援したいと思います。

最後までおつきあいいただき、ありがとうございました。

バスケ315!

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投稿者: ひできち

40歳過ぎた今でも週2回バスケをこなすバスケ好き。 B.LEAGUE開幕により、日本バスケの人気復活に期待しており、自称日本バスケ普及推進委員。 現在、バスケ部所属の二児の父親でもあり、バスケ一家を支えるべく日々奮闘中。

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