先日、NHKの「奇跡のレッスン」という番組でバスケットボールが題材として取り上げられていたので、見ていました。
今回のコーチとして登場したのはなんと、マグジー・ボーグスでした!
といっても今現役の人たちは知らない人が多いかもしれませんね。
自分が学生時代だった約20年くらい前にNBA選手として活躍していました。
身長160cmというNBA歴代最小選手1位の記録は今でも抜かれていないのではないでしょうか。
この身長でNBA選手になれると言うことだけでもすごいのですが、NBAで14年プレーしていたというから、驚きです。
自分の中では、当時のシャーロット・ホーネッツ時代に、グランマの愛称で知られていたラリー・ジョンソンとのコンビプレーの印象が強く残っています。
さて、話を番組の内容に戻しますと、番組の舞台は、都内の中学校の男子バスケットボール部でした。
内容としては、3年生から代変わりをした直後ということで、自信を持てずにプレーしている1,2年生部員たちの自信を取り戻すというものでした。
ボーグスは、基本的な技術指導からメンタル面の指導までを1週間行い、最後に一度も勝てなかった相手との試合でその成果を見せるという流れになっていました。
その中で、一番印象に残った言葉があります。
「みんな何が正しいかを知りたがっている。ネガティブなことばかり言っているとどんどんネガティブな方向に行ってしまう。正しいことを行った場合には褒めてあげることが大切だ」
と、こんな感じだったと思います。
ミスなどを怒鳴ってばかりいてもだめで、どうすればよかったのかを指導し、正しいことを行ったときには褒めてあげることで成長していくし、やる気や自信に繋がるのだと。
確かにバスケットボールのプレーにおいて、何が正しいのかというは、非常に難しい問題だと思います。
それが、小学生、中学生ともなると自分で考えても、答えがでないということがあるでしょう。
ミニバスのゲームを見ていて、シュートが決まる決まらない、パスミスをしたなどの結果だけを見て、怒鳴ったりする場面をよく見かけますが、それは消極的なプレーにしか繋がらないのでは?と疑問に思うことがあります。
ミスしたことについては、本人が一番良く分かっているでしょうし、反省していると思います。
誰もミスしようと思ってする人はいないのですから。
そういった場面で、「今は、こうすればよかったのでは?」と的確な指導できるのが名コーチなんだろうなと。
久しぶりにボーグスを見て興奮しましたが、番組の内容も非常に考えさせられる良い内容だったと思います。
再放送あるかどうか分かりませんが、見る機会があれば、是非見てみてください。
バスケ315!
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