こんにちは!
今年の高校バスケは、秋田の能代工業、京都の洛南がインターハイ出場を逃すなど、新旧の入れ替わりが見られる年になっています。その中でも創部3年目にして男女ともにインターハイ出場を決めた新潟の開始国際高校について触れたいと思います。
創部より破竹の快進撃
2014年に開校したばかりの新潟の私立高校である開志国際高校ですが、女子は創部1年目の2014年、2年目の2015年とインターハイ、ウィンターカップすべて全国大会に出場しています。
2014年のインターハイに至っては、6月に県内の予選が行われることから、創部わずか2ヵ月、しかも1年生のみのチームで全国大会出場を決めるという驚愕の快進撃ぶりを見せています。
さらに今年2016年のインターハイは男女ともに全国大会出場し、共にベスト8まで勝ち進みました。
【開志国際 女子バスケの大会記録】
Year | インターハイ | ウィターカップ |
2014 | 2回戦 | ベスト16 |
2015 | ベスト16 | ベスト16 |
2016 | ベスト8 | - |
親子鷹で全国優勝
快進撃を続ける開志国際高校ですが、創部以来そのコーチを務めるのが、富樫英樹氏です。
私は、最初この名前を聞いてもピンとこなかったのですが。
田臥選手に続き日本人2人目となるNBA契約を行った富樫勇樹選手(現千葉ジェッツ所属)が新潟出身であることから、もしや?!と思い調べたところ、やはり、富樫選手のご尊父であるということでした。
しかも、富樫選手が中学時代にコーチとして直接指導しており、3年生の時に全国制覇しているというから驚きでした。
まさに親子鷹というやつです。
実は、富樫英樹氏がコーチを務めていた本丸中学校は、2008年、2010年と2回全国制覇を成し遂げています。
過去の全中の歴代優勝校を見る限り、高校バスケとは違い、2回以上全国制覇をしている中学はほとんどありませんので、すごい記録だと考えてよいと思います。
親子で新たなるチャレンジ
中学卒業後、富樫選手は米国の高校に留学し、帰国後bjの秋田ノーザンハピネッツに入団します。
Bjでのプレイは、2012-2013、2013-2014の2シーズンのみでしたが、新人賞、オールスターゲームのMVP、年間ベストファイブなど華々しい成績を収めています。
そして、再び日本を離れてNBAに挑戦という経緯をたどりますが、ほぼ同時期に父である富樫英樹氏は本丸中のコーチを辞任して、開志国際高校のコーチに就任されています。
富樫選手は、その後ダラスマーベリックスとNBA契約を結び、参加のテキサス・レジェンズでプレイすることになりますが、足の怪我などを理由に出場機会はほとんどなく、帰国後、千葉ジェッツに入団しています。
一方、開志国際高校は、今年創部3年目ということで、創部時には1年生だったメンバーが3年生となり集大成の年であるといえると思います。その結果として、IHで男女共にベスト8進出という結果につながったものと思われます。
高校バスケ界では、新鋭の高校であるとともにまだまだ成長中のチームであると思いますので、ウィンターカップでは更なる飛躍を見せてくれるものと思われます。
高校バスケ界の新鋭として今後大注目の高校といえるでしょう。
最後までお付き合いいただき、ありがとうございました!
バスケ315!
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ニャシババカー
開始国際高校バスケ部