高校バスケの3大大会といえば、以下の3つになります。
同じ年にこれら3つの大会を制覇することがいわゆる3冠ということになります。
ちなみに田臥勇太選手は、能代工業時代、1996年の1年生のときから始まり、2年、3年すべて3冠達成していますので、なんと9冠という偉業を成し遂げています。
- 8月 :全国高等学校総合体育大会(高校総体、インターハイ)
- 9月 :国民体育大会(国体)
- 12月:全国高等学校バスケットボール選抜優勝大会(JX-ENEOSウインターカップ)
全国高等学校総合体育大会(インターハイ)
5月頃から地区の予選が始まり、8月頃に行われる全国大会で高校総体、インターハイとも呼ばれています。
東京都からは3校、北海道・大阪府・神奈川県・埼玉県・千葉県・静岡県・愛知県・兵庫県・福岡県からは各2校、それ以外の府県は各1校、さらに開催地の1校を加え、全59校で行われる大会です。
優勝校には、全日本総合バスケットボール選手権大会(オールジャパン)およびウィンターカップの出場権、準優勝校には、ウィンターカップの出場権が与えられます。
開催地は、都道府県で持ち回りで行っているようです。
テレビ等のメディアで放送されるのは、決勝のみとあって、見る機会は少ないかもしれません。
全国レベルの強豪校を除いては、3年生にとっては最後の大会という高校も多いかもしれませんね。
歴代優勝回数ベスト3(2016年6月現在)
男子 | 女子 | |
1 | 能代工業(22回) | 桜花学園(21回) |
2 | 中央大付属(6回) | 浦和第一女子(7回) |
3 | 三条(4回) | 樟蔭東(4回) |
北陸(4回) | 東京成徳(4回) | |
延岡学園(4回) |
やはり、能代、桜花がダントツですね。うち能代は9連覇、桜花は4連覇(こちらは継続中)達成しています。
国民体育大会(国体)
都道府県を9ブロック(北海道、東北、関東、北信越、東海、近畿、中国、四国、九州)に分けて、 東北、九州ブロックから各2チーム、それ以外のブロックからは各1チーム、更に開催都道府県から1チームの合わせて12チームのトーナメント方式で行う。
ブロック枠は、開催年度によって異なるみたいです。
強豪が多い地域をなんかの大会(インターハイ?)で見極めてるんですかね。
国体は基本的には都道府県ごとに選抜チームを組んで出場するのですが、能代工業や桜花といった強豪は、そのままのチームで出場しているみたいですね。
下手に他のチームの選手が入ると、チームプレイが乱れてしまうということなのでしょうか。
高いレベルになると個人の技量よりも、培ってきたチームプレイが重要になってくるんですね。
歴代優勝回数ベスト3(2016年6月現在)
男子 | 女子 | |
1 | 秋田(15回) | 愛知(23回) |
2 | 東京(11回) | 東京(9回) |
3 | 福岡(10回) | 埼玉(6回) |
男子の秋田は15回すべて能代工業、 女子の愛知は23回中18回が桜花学園となっています。
全国高等学校バスケットボール選抜優勝大会(ウィンターカップ)
通称、ウィンターカップというやつです。
3年生にとっては、全国大会の集大成でもあり、3大会の中では一番重要であり、一番盛り上がる大会です。
以下の条件で代表となった全50チームで実施。
- 全都道府県より1チーム
- インターハイの優勝・準優勝チーム
- 開催地から1チーム
ん?開催地といっても、ほぼ東京じゃないの?
ってことで、東京はほぼ2チームです。
2010年のインターハイは、八王子(東京)が優勝したので、その年のウィンターカップは東京からは、なんと3校も出場しました。
歴代優勝回数ベスト3(2016年6月現在)
男子 | 女子 | |
1 | 能代工業(20回) | 桜花学園(20回) |
2 | 洛南(4回) | 昭和学園(5回) |
3 | 明成(4回) | 中村女子(4回) |
ウィンターカップは、3大会の中では一番歴史が浅いのでまだ46回しか開催されていないのですが、能代、桜花の優勝回数が半分近くを占めるという。。。
まさに、高校バスケ界の名門ですね。
そして、八村塁選手率いる明成は2016年に3連覇を達成しましたので、実はここ最近優勝回数を増やしている高校です。
昔から名門ではありましたが、なかなか優勝にはたどり着けなかったようですね。
今後の活躍に期待です!
バスケ315!
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