【Bリーグ】2017-18シーズン開幕!注目選手【バスケ】

[公開日]
[更新日] 2018/10/02

こんにちは!

月日が流れるのは早いもので、つい先日Bリーグの初年度が終わったばかりだと思っていたら、もう今月末からBリーグ2年目が始まります。
あくまでも個人的な見解ですが、Bリーグ元年である昨シーズンは非常に盛り上がり大成功に終わったと思っています。

で、Bリーグ2年目は1年目以上に勝負の年かと思います。必ず1年目と比較されるので、それ以上の結果を残さないとイケナイでしょうね。

バスケは、屋内スポーツならではの派手な演出や選手のプレーがかなり近くで見られるという迫力は野球やサッカーにはない魅力かと思います。
また、バスケならではのスピーディーな展開に引き込まれ気がついたらもう最終クォーターかと2時間があっという間なんです。

バスケ観戦ってホント面白いので、まだ観たことがないという人は一度是非会場で観ていただきたいですね。

ただ、バスケ観るの初めてなので、富樫選手や田臥選手くらいしか知らないし、ほかは誰が誰だかよくわからんという人も多いかと思いますので、バスケ観戦をもっと面白くするために、今シーズンのB1リーグ各チームの注目選手について紹介したいと思います。

今年は、この選手に注目しておけば大丈夫!

2018-2019シーズンの記事はこちらになります。

【Bリーグ】2018-19シーズン開幕!注目選手【バスケ】

東地区

東地区は、B1リーグで最も激戦区となっています。昨年の優勝の栃木ブレックス・準優勝チームの川崎ブレイブサンダースに加え、3位のアルバルク東京といずれも今年度の優勝候補のチームがひしめき合っています。さらに千葉ジェットとサンロッカーズ渋谷は、昨年度のチャンピオンシップ出場チームということで、なんと6チーム中5チームが昨年度のチャンピオンシップ出場チームとなっています。

レバンガ北海道

■昨年度の成績

東地区4位

昨年度唯一チャンピオンシップに出場していないチーム。今年度は、さらに激戦度合いがました東地区にあって、B2降格が危ぶまれる状況となっている。奮起に期待。

■注目選手

#8 多嶋朝飛

PG/1988.10.08/173cm/71kg/北陸高校→東海大学/北海道

昨年度の平均出場時間は、27.5minとなっておりレバンガ北海道の正ポイントガード。平均8.8得点、3.3アシスト。Bリーグのイケメン選手として人気も高い。

#9 折茂武彦

SG/1970.05.14/190cm/77kg/日本大学/埼玉

Bリーグ最年長47歳のレジェンドプレイヤー。控え選手ながら平均出場時間19.3minをこなしている。チームの社長であり精神的支柱でもある。

#11 桜井良太

SF/1983.03.13/194cm/85kg/四日市工業→愛知学泉大/三重

高校生時代はリアル流川と呼ばれるほどの点取り屋も今では34歳とチームのベテラン選手となっている。高身長ながら鋭いドライブを武器とし、3ポイントも得意としている。

Last season AVG:24.7min/8.4得点。3ポイントの確率は、28.9%。

栃木ブレックス

■昨年度の成績

東地区1位 チャンピオンシップ優勝

Bリーグの初代王者。安定した強さを誇り、リーグ随一のディフェンス力を持つ。今年度は、渡邊選手、古川選手など中心メンバーが抜けた穴をどう埋めるかが課題となってくる。特に、田臥選手のプレータイムを補うポイントガードの役目を担う人がキーとなってくるだろう。

■注目選手

#0 田臥勇太

PG/1990.10.05/173cm/76kg/能代工業→ブリガムヤング大ハワイ校

何と言ってもチームの顔であり、Bリーグの顔でもある田臥選手は外せないでしょう。人気、実力を備えた誰もが認めるBリーグのスーパースター。そんな田臥選手も今年で38歳とかなりベテランの域に達していますので、プレータイムを補ってくれる人の存在がチームの鍵となってくる。

Last season AVG:20.8min、7.4得点、3.4アシスト

#32 ライアン・ロシター

PF/C/1989.09.14/206cm/107kg/シエナ大

チームの最も要となる選手。得点、リバウンドの平均がダブルダブルとBリーグでもトップクラスの成績を収めている。昨年度はリバウンド部門で1位となっている。また、アシストが多いことも注目すべき点であろう。

Last season AVG:33.1min、17.3得点、13.3リバウンド、3.2アシスト

#46 生原秀将

PG/1994.05.24/180cm/80kg/筑波大

注目選手が多い栃木ブレックスの中で、個人的には昨年度よりアーリーエントリーでチームに加入している新人選手の生原選手に注目している。先にも述べた通り、田臥選手を補う選手がチームのキーになることから、筑波大3冠の立役者であるPGの若手として期待を込めて挙げさせていただいた。

Last season AVG:7.1min/3.0得点/0.2アシスト

千葉ジェッツ

■昨年度の成績

東地区3位 チャンピオンシップ出場

天皇杯優勝

昨シーズンは、スタートダッシュにはつまずくものの徐々にチーム力をつけていきチームの完成度を上げていったという印象。年明けの天皇杯には優勝するなど、地区3位ながら、チャンピオンシップでは対戦相手にしたくないチームとして三河から敬遠されるほどであった。外国人選手が入れ替わり、今年はどのようなバスケットを見せてくれるか楽しみだ。

■注目選手

#2 富樫勇樹

PG/1993.07.30/167cm/65kg/モントロス・クリスチャン高校/新潟

名実ともにチームの司令塔であり、日本代表の司令塔でもある。昨年の活躍で、田臥に匹敵するほど知名度を上げてきており、Bリーグの顔になりつつある。ピック&ロールを中心にキレのあるドライブ、外からのシュート、多彩なアシストと華のあるプレーで観客を魅了する。昨シーズンは、Bリーグのベスト5に選出されている。

Last season AVG:29.5min/13.2得点/4.0アシスト
3ポイントの確率は、35.4%

#3 マイケル・パーカー

PF/1981.12.05/200cm/102kg/エバーグリーン州立大/米国

千葉ジェッツの帰化選手枠で出場している選手。インサイドのプレーヤーとしては身長は低めだが、その身体能力を生かしブロック、リバウンドを量産する。外国人選手と同等以上の能力を持っており帰化選手枠の利点を生かして幅広く活躍するチームのキープレイヤー。

Last season AVG:29.9min/12.6得点/8.5リバウンド/1.8ブロック

アルバルク東京

■昨年度の成績

東地区2位 チャンピオンシップセミファイナル

Bリーグ界の巨人軍と言われるほどのエリート集団。昨年は、個々の選手の能力の高さの割にはあと一歩という成績で、いまひとつチームとして噛み合っていないという印象だった。今年は、筑波大現役4年生の馬場選手が入団し、また一人エリートを加える形となった。

■注目選手

#6 馬場雄大

SF/1995.11.07/198cm/90kg/筑波大学/富山

筑波大学3連覇の立役者であり、大学生ながら日本代表選手として活躍する若手のホープである。驚異的なジャンプ力を生かして、鋭いドライブからのダンクを披露する。世界大会でこれだけダンクを決める日本人は珍しいと思われる。華のあるプレーで、将来(すでに?)のスタープレイヤーとなることは間違いないと思われる。

#24 田中大貴

SG/1991.09.03/192cm/93kg/東海大学/長崎

アルバルク東京随一のスタープレイヤーであり、日本代表のエースプレイヤー。正確なショットで得点を量産する。イケメン選手として人気も高く、広瀬アリスとの交際の噂もあり、いろんな意味でBリーグの希望の星である。

Last season AVG:26.0min/11.3得点/2.4アシスト

サンロッカーズ渋谷

■昨年度の成績

中地区3位 チャンピオンシップ出場

昨年度は、年明けに元NBAプレイヤーであるロバート・サクレ選手が入団してからチーム成績が上昇し、地区3位のワイルドカードでチャンピオンシップ出場を果たしている。今年度は激戦区の東地区となり、どこまで検討できるかが見もの。

■注目選手

#6 ロバート・サクレ

C/1989.06.06/213cm/118kg/ゴンザガ大/米国

元NBAのロサンゼルス・レイカーズに所属していた選手。長身を生かしたリバウンドとインサイドプレーを得意とする。ただし、体の線が細いことからゴリゴリした当たりのあるプレーは好まないようで、フックシュートやアシストが多い。NBA時代は、チームのムードメーカーだったようで、そのひょうきんな性格から日本でもすぐに人気選手となり、アイスのサクレ(レモン味のシャーベット)がスポンサーとなるなどその人柄が出ている。

Last season AVG:29.4min/15.0得点/8.8リバウンド

#24 広瀬健太

SF/1985.07.11/193cm/90kg/青山学院大/島根

昨年度は、1試合平均2.0スティールでBリーグ初代スティール王となった。32歳とベテラン選手になりつつありチームの精神的支柱となっている。

川崎ブレイブサンダース

■昨年度の成績

中地区1位

チャンピオンシップ準優勝

天皇杯準優勝

実力的にはBリーグNo.1と言って良いと思われるが、常にあと一歩のところで優勝には届かない無冠の帝王である。圧倒的な得点力を持つニック・ファジーカス選手を中心に安定したゲーム展開で勝利を量産していく。昨年度の中心メンバーはほとんど残留していることから、今年度も引き続きBリーグを代表する強豪チームとなることは間違いない。今年度こそは「優勝」を勝ち取れるか?

チームのウェブサイトの選手一覧には、アヒルの空の夏目健二選手が名を連ねていて気の利いた作りになっている。

■注目選手

#7 篠山竜青

PG/1988.07.20/178cm/77kg/北陸高→日本大/神奈川

チームのキャプテンであり、日本代表選手でもある。チャンピオンシップや日本代表の試合などここ一番という所で力が発揮できる強い気持ちを持ったプレイヤーである。鋭いドライブと外からのシュート、アシストを兼ね備えた川崎の司令塔である。日本代表では富樫選手の控え的な存在であるが、チームの流れが悪い時にはその流れを変えるほどの力を持っている。

Last season AVG:22.6min/6.0得点/2.9アシスト/1.0スティール

#22 ニック・ファジーカス

C/1985.06.17/210cm/111kg/ネバダ大学リノ校/米国

Bリーグ随一の得点力で、初代得点王に輝いた選手。柔らかい独特のフローターっぽいシュートフォームで、得点を量産する。センターながら3ポイントも得意で、昨シーズンは、42.8%と驚異的な数字を残している。あまり印象に残らないがいつの間にか得点を積み重ね、1試合30点近くを叩き出す驚異的な存在。リバウンド、ブロック、アシストにも長けており、Bリーグで一番マッチアップしたくない選手と言われている。

Last season AVG:30.3min/27.1得点/13.0リバウンド/2.0アシスト/1.1ブロック

中地区
横浜ビー・コルセアーズ

■昨年度の成績

中地区6位

B1残留プレーオフの入替戦で勝利

昨年度は、地区最下位となり残留プレーオフの入替戦で勝利しなんとかB1残留を果たした。今年度は、富樫選手のライバルである田渡選手や元NBAのサビート選手が加わるなど戦力補強で巻き返しを図る。

■注目選手

#21 田渡凌

PG/1993.06.29/180cm/82kg/京北高→ドミニカン大カリフォルニア校/東京

高校卒業後は、NCAA2部のドミニカン大学カリフォルニア校でプレーし、1試合平均8.4得点4.6アシスト1.5スティールを記録。H29のU24日本代表候補選手となる。三遠ネオフェニッスの田渡修人選手を兄に持つ。中学校時代には、全中の決勝で千葉ジェッツの富樫選手と対戦するなど、富樫選手とはライバル関係にある。

#34 ハシーム・サビート

C/1987.02.16/221cm/121kg/コネチカット大/タンザニア

大学3年次には平均13.6得点、10.8リバウンドを記録し、全米の最優秀守備選手に選ばれる。大学4年次にNBAドラフトにアーリーエントリーし、1巡目2位でメンフィス・グリズリーズに入団。入団後はあまり成績に恵まれずにチームを転々とする。日本での活躍に期待。アフリカンダンク!

新潟アルビレックスBB

■昨年度の成績

中地区4位

レギューラーシーズンの前半戦を勝ち越しで終えるも、後半思うように伸びずに終わってみれば27勝33敗でクライマックスシリーズへの出場はできず。元bjリーグ勢の中では検討を見せるも強豪勢には全く歯が立たなかった。今年度は、新戦力を加えて、どんなケミストリーを見せてくれるかに期待。

■注目選手

#7 五十嵐圭

PG/1980.05.07/180cm/70kg/北陸高→中央大/新潟

元日本代表のポイントガード。Bリーグのイケメン選手として人気が高く、田臥選手と同じくらいの知名度を持つ。素早い稲妻のようなドライブ、正確なショット、アシストと多彩なプレーで観客を魅了する。五十嵐選手も今年で37歳と大ベテランの域に達しているが、そのスピードにまだ衰えは見えない。

Last season AVG:31.8min/10.5得点/3.7アシスト

#31 城宝匡史

SG/1982.04.24/183cm/83kg/大阪商業大/北海道

今年度、富山グラウジーズより移籍。正確な3ポイントシュートを武器とし、タフショットを得意とする。昨シーズン後半は怪我で思うようにプレーできなかったが、城宝選手も今年35歳とベテラン選手であることから、今年はその活躍に期待したい。

Last season AVG:29.0min/13.2得点/2.0アシスト

富山グラウジーズ

■昨年度の成績

中地区5位

残留プレーオフにて残留

昨年度は、スタートから連敗続きでレギューラーシーズンの成績は18勝42敗と大きく負け越している。今年度は、得点源であった城宝選手の移籍があったが大塚選手を獲得し、アーリーカップでは東海・北陸地区で優勝するなど期待のできる年になりそうな予感。

■注目選手

#11 宇都直輝

PG/1991.06.11/190cm/80kg/中部大第一高→専修大/愛知

若手ながらガッツのあるプレーで富山グラウジーズを引っ張る司令塔。大学時代、得点王であったこともあり、得点の取れる長身ポイントガードとして、平均9.4得点、2.7アシストで昨年度のアシスト王となる。アルバルク東京時代は平均出場時間4分弱であったが、富山グラウジーズの移籍が見事マッチし、正ポイントガードとして活躍する。イケメン部門でもぶっちぎりのトップで、見事人気選手となった昨シーズン。今シーズンは、チームのタイトル奪取に燃える。

Last season AVG:29.6min/9.4得点/2.7アシスト

#14 大塚裕土

SF/1987.08.23/188cm/82kg/東海大四高→東海大/北海道

昨年は、新天地のサンロッカーズ渋谷で平均出場時間10.9分と出場機会に恵まれず1年で富山に移籍。3ポイントシュートを得意とし、生涯アベレージは36.7%。アーリーカップでは、得意の3ポイントを量産し見事富山グラウジーズを優勝へと導いた。宇都選手に続く富山グラウジーズでのサクセスストーリーとなることができるか。

Last season AVG:10.9min/3.3得点

三遠ネオフェニックス

■昨年度の成績

中地区2位 チャンピオンシップ出場

昨年度は、旧bjリーグのチームとして最高勝率で終え、全体の6位でチャンピオンシップへの出場を果たした。可もなく不可もなくという感じでどちらかというと少し地味なイメージを持たれがちなチーム。チームの華であったチルドレス選手もいなくなった今、イメージを刷新するシーズンにできるかが課題。

■注目選手

#8 太田敦也

C/1984.06.04/206cm/112kg/日本大/愛知

日本代表にも何度も選出されている日本のセンター。日本人センターは、外国人にプレータイムを取られなかなか出場できないのが、現状であるが、しっかりとプレータイムをもらい活躍している数少ない選手である。

Last season AVG:23.3min/7.4得点

#15 鈴木達也

PG/1991.03.30/169cm/67kg/拓殖大/東京

bjリーグ時代は2年連続アシスト王に輝くなど、アシストを得意とする三遠のポイントガードである。若手だった鈴木選手も今期で5シーズン目となる。チームとともにBリーグの顔となれるような活躍に期待したい。

Last season AVG:28.8min/6.1得点/5.7アシスト/1.4スティール

シーホース三河

■昨年度の成績

西地区1位

チャンピオンシップセミファイナル

昨年は西地区で圧倒的な勝率を上げチャンピオンシップに出場するも、シーズン終盤は、千葉ジェッツとの試合を回避するために下位チームとの試合にて主力選手の出場時間をコントロールするなど意図的に落としたのではないかと思われるフシもあった。その結果、千葉ジェッツとの対戦は回避できたがホームコートゲームを捨てることになる。今年度はチームとしての勝利だけではなく、もう少しブースターを大事にするチームになってほしい。

■注目選手

#6 比江島慎

PG/SG/1990.08.11/190cm/88kg/洛南高→青山学院大/福岡

日本代表のエース候補のひとりであることから、バスケ界の「日本の宝」とも言われている。長身を活かしたドライブが得意であるとともにスリーポイントシュートにも秀でており、得点能力の高い選手であるとともにPGもこなせるためアシスト能力も高くプレーの幅が広い。昨シーズンはB1のベスト5にも選出されており、今後の日本を代表する選手のひとりであることは間違いない。

Last season AVG:29.1min/12.9得点/3.4アシスト

#14 金丸晃輔

SG/SF/1989.03.08/192cm/88kg/明治大/福岡

日本人の中ではトップの平均16.7得点をあげるスコアラーであるが、なぜか日本代表には選出されない謎の選手。「変態」とも呼ばれるシュートを武器にタフショットでもなんなく決めてしまうディフェンス泣かせのプレーヤーである。昨シーズンは、3ポイント王、フリースロー王を獲得し、ベスト5にも選ばれている。繰り返しになるが、何故か日本代表には選ばれない不遇の選手である。

スリーポイントアベレージは42.3%、フリースローは90.8%

Last season AVG:29.4min/16.7得点

名古屋ダイヤモンドドルフィンズ

■昨年度の成績

西地区4位

昨シーズンは、スタートダッシュは良かったものの中盤で負けが混んでしまい最終的には4位ということでチャンピオンシップ出場は果たせなかった。今シーズンは、中地区に移り心機一転し、チャンピオンシップ出場を目指して頑張って欲しい。

■注目選手

#8 張本天傑

SF/PF/1992.01.08/197cm/102kg/中部大第一→青山学院大/愛知

中国で生まれ、日本に移住して日本国籍を取得した選手。高校時代は、富山グラウジーズの宇都選手とともにインターハイ、ウィンターカップに出場している。日本代表にも選出され、若手のPFとして期待されている。

Last season AVG:26.0min/10.2得点

#21 笹山貴哉

PG/1993.02.15/180cm/77kg/洛南高→筑波大/三重

名古屋ダイヤモンドドルフィンズの正ポイントガードであり、2桁得点をあげる数少ないポイントガードのひとり。得点力を武器にして、アシストも量産する。現在、24歳でありまだまだこれからの成長が期待できる選手である。

Last season AVG:28.7min/10.3得点/2.9アシスト

西地区
滋賀レイクスターズ

■昨年度の成績

西地区最下位

シーズン序盤、中盤はなかなか勝ち星があげられなかったが、終盤なんとか持ち返し、全体の14位で残留プレーオフを回避した。

■注目選手

#3 ファイ・サンバ

C/1987.04.25/205cm/105kg/天理大/セネガル

今シーズンから滋賀レイクスターズに入団。高校から日本でプレーし、大学では関西リーグ3連覇や西日本学生選手権優勝にも貢献し、得点王、リバウンド王のタイトルを獲得している。昨年、日本国籍を取得した。

#7 並里成

PG/1989.08.07/172cm/72kg/福岡第一高/沖縄

スラムダンク奨学生第1期生としてアメリカに留学し、帰国後JBLに入団。bjリーグに移籍後、琉球ゴールデンキングスで優勝。運動能力とポイントガードとしてのゲームコントロールがずば抜けている。何度もNBAに挑戦するもなかなかその夢が叶わず現在は、滋賀レイクスターズの司令塔として活躍している。

Last season AVG:25.0min/9.9得点/4.2アシスト

京都ハンナリーズ

■昨年度の成績

西地区5位

シーズン中盤には西地区の2位争いを繰り広げるも終盤息切れしてしまい、結局5位という成績に終わる。2017-18年度は大幅に選手を入れ替え、チャンピオンシップ出場を目指す。

■注目選手

#12 岡田優介

SG/1984.09.17/185cm/80kg/土浦日大→青山学院大/東京

高校の時は、ウィンターカップで4位となりベスト5にも選ばれる。大学では、関東新人戦で優勝し、新人王となる。まだ、当時関東2部であった青山学院を1部に昇格させ、関東1部で優勝、インカレ準優勝という成績を収める。大学卒業後はトヨタ自動車に入団し、JBL2011-12に優勝、オールジャパン2連覇を達成する。

3ポイントを得意とし、公認会計士の資格を持つという異色の経歴を持つ。

Last season AVG:28.0min/10.2得点/3ポイント34.9%

#32 ジュリアン・マブンガ

PF/1990.01.24/203cm/116kg/マイアミ大/ジンバブエ

平均プレータイム約32分というタフな選手。得点もランキング3位でありアシストも多いことから、チームの大黒柱となっている。

Last season AVG:31.9min/19.5得点(3位)/8.1リバウンド/3.5アシスト(7位)

大阪エヴェッサ

■昨年度の成績

西地区3位

昨シーズンは、最後まで西地区の2位争いを繰り広げるも最終的に3位となり、総合成績9位と惜しくもチャンピオンシップ出場を逃す。今シーズンは、若手等の新戦力を加え、悲願のチャンピオンシップ出場を目指す。

■注目選手

#9 グレッグ・スミス

C/PF/1991.01.08/208cm/113kg/カリフォルニア州立大フレズノ校/米国

2011年にヒューストン・ロケッツに入団し2014年までプレー。その後、ダラス・マーベリックスに移籍。通算155試合に出場しています。NBAでの平均得点は6点ほどとそれほど振るわずに終わっていますが、新天地である日本での活躍に期待したいですね。

#27 熊谷尚也

SF/PF/1990.11.16/195cm/90kg/日体大/福岡

昨シーズンのチャンピオンである栃木ブレックスから移籍。身体能力の高さから、外国人選手が中心であるオールスターゲームのダンクコンテストにも選出されるほどで、豪快なダンクが持ち味です。第38回のウィリアム・ジョーンズカップで、日本代表にも選出されている期待の選手です。栃木ブレックスでは控えの選手でしたが、新天地の大阪ではスターティングメンバーを目指してほしいです。

Last season AVG:14.7min/4.4得点/

西宮ストークス

■昨年度の成績

B2初代チャンピオン

昨シーズンは、B2リーグにてシーズン成績2位でプレーオフに出場し、決勝で島根スサノオマジックを破り優勝を果しています。B1リーグに対応スべくほとんどの選手を入れ替えてB1初年度である今期、どこまで勝ち星を伸ばせるかが見ものです。

■注目選手

#9 谷直樹

SF/1988.07.03/193cm/80kg/甲南大/兵庫

西宮ストークス発足より、チームを牽引している選手です。体の線は少し細いですが、精度の高い3ポイントシュートを武器にして広角から点を取るタイプです。お手本のような綺麗なシュートフォームに注目です。

Last season AVG:31.2min/13.3得点/1.7アシスト/1.1スティール/3ポイントアベレージ31.7%

#14 ジョーダン・ヴァンデンバーグ

C/1990.03.25/216cm/120kg/ノースカロライナ州立大学/オーストラリア

今シーズンから新加入した選手です。ニューヨーク・ニックスでプレーしていたこともあるようですが、1年経たないうちにディベロッパーリーグに降格しています。出場試合もかなり少なそうですね。大学時代のyoutube映像があったので、参考までにリンクを貼っておきます

島根スサノオマジック

■昨年度の成績

B2準優勝

昨シーズンは、西地区で優勝しプレーオフに出場。決勝で西宮ストークスに敗れて準優勝となりB1に昇格しました。岡本飛竜選手、山本エドワード選手以外の全員を入れ替えて、B1リーグ初年度に臨みます。西宮同様、B1でどこまで通用するかが見ものです。

■注目選手

#0 佐藤公威

SG/1984.04.23/186cm/87kg/新潟工業短大/新潟

今期、6年間在籍した故郷の新潟から移籍してきました。33歳とベテラン選手の域に達しており、自身のプレー以外でチームリーダとしてチームを牽引していく役目を担うことになると思われます。B1昇格初年度の島根をどこまで押し上げていくかが見ものです。

Last season AVG:32.8min/8.5得点/3ポイントアベレージ34.0%

#1 岡本飛竜

PG/1993.04.20/170cm/70kg/拓殖大/鳥取

入団以来、島根に在籍するポイントガードです。控えの選手ではありますが、卓越したハンドリングを武器に存在感抜群のプレーを展開します。1on1能力が高く、出場時間以上に知名度が高い人気選手です。入団3年目となる今期どこまでプレータイムを伸ばせるかが注目です。

Last season AVG:19.0min/5.3得点/1.7アシスト

琉球ゴールデンキングス

■昨年度の成績

西地区3位(ワイルドカードにてチャンピオンシップ出場)

bjリーグの王者として、B1リーグの華々しい開幕戦という歴史的瞬間にアルバルク東京と戦ったことは記憶に新しいですね。bjリーグのチームが苦戦を強いられる中、シーズンを3位で終えなんとかプレーオフ出場を果たしたのは賞賛すべき事実だと思います。今年度は、B1の中でも最高レベルの選手補強を実現し、チャンピオンシップ優勝も夢ではないと思われます。

■注目選手

#30 ヒルトン・アームストロング

C/1984.11.23/211cm/107kg/コネチカット大/米国

今期より千葉ジェッツから移籍してきました。NBAドラフト1巡目12位で、出場試合数も292試合と本格的なNBAプレイヤーでした。昨シーズンは千葉ジェッツの守護神として、リバウンド、ブロックを量産する超ディフェンシブなプレーでチームの勝利に貢献していました。千葉ジェッツブースターの一人としてはなんとも寂しいのですが、新天地での活躍を陰ながら応援しています。

Last season AVG:24.1min/10.3得点/7.5リバウンド/1.9アシスト/1,4ブロック(5位)

#33 アイラ・ブラウン

PF/1982.08.03/193cm/105kg/ゴンザガ大/米国

今シーズンからサンロッカーズ渋谷より移籍してきた帰化選手であり、日本代表にも選出されている選手です。高い運動能力を武器に豪快なダンクでの得点とリバウンドを量産していくかと思いきや3ポイントの精度も高く、中外とバランスの良くなんでもこなせる器用なプレイヤーです。

Last season AVG:29.3min/13.7得点/8.3リバウンド/2.5アシスト/1.3スティール(10位)/3ポイントアベレージ35.8%

終わりに

Bリーグもいよいよ2シーズン目ですが、ほとんど選手を入れ替えなかった千葉ジェッツやシーホース三河のようなチームがあれば、琉球ゴールデンキングスのようにほとんどの選手を入れ替えて大型補強をしているチームとチーム事情によってそれぞれの特色が出ているのが興味深いですね。

こういった人選がどのような結果に結びつくかが楽しみですね。

1ブースターの感想としては、年間を通じてせっかく慣れ親しんだ選手がほとんど居なくなるというのは複雑な気分だと思うのですが、いかがでしょうか。

幸いにも千葉ジェッツは、外国人選手以外はほぼ残留ということで、それほど雰囲気が変わっていないのでそのようなブースターの気持ちはわかりませんが。

まあ、結果的に強くなればチームとしては盛り上がるんでしょうね。

※なかなか大変な作業でしたが、やっと完成しました。この努力が報われるくらいページビューが伸びるといいなぁ(笑)。

最後までお付き合い頂き、ありがとうございました。

バスケ315!

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投稿者: ひできち

40歳過ぎた今でも週2回バスケをこなすバスケ好き。 B.LEAGUE開幕により、日本バスケの人気復活に期待しており、自称日本バスケ普及推進委員。 現在、バスケ部所属の二児の父親でもあり、バスケ一家を支えるべく日々奮闘中。

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