【Bリーグ】千葉ジェッツのスタッツを統計分析してみた

[公開日]

こんにちは!

最近、仕事で統計分析を少しかじったので、さっそく使ってみたいなあと思い千葉ジェッツのスタッツを使って統計分析してみようかと。

そこで、千葉ジェッツの勝敗に影響を与えている各選手のプレーというものに注目してみました。

具体的には、各選手の出場時間、得点、アシスト、リバウンドなどのスタッツがチームの勝敗に影響を与えているのかどうかを重回帰分析という手法を用いて調べました。

ピックアップした選手は、ほぼ毎試合出場している#2富樫、#3パーカー、#8レオ、#10アキ、#11西村、#21ギャビン、#27石井、#31原、#34小野の9選手です。

データは、今シーズンの3/4(日)の渋谷戦までを対象としています。

出場時間

いわゆるプレータイムというやつですよね。この人の出場時間が長いと勝つ確率が高いといった感じです。

データとしては、ギャビン(1149)、パーカー(1057)、小野選手(1032)の順でプレータイムが多くなっています。

分析の結果としては、富樫、レオ、西村、原選手の4選手に有効な値が出ています。そして、なんと富樫、レオ、西村選手のプレータイムが多くなると負けるというもので、原選手のプレータイムが多くなると勝つという意外な結果でした。

冷静に考えると、「主力選手の出場時間が多い→苦しい試合展開」であり、逆に「控えの選手の出場時間が多い→余裕のある試合展開」ということが想像されるので、まあ、順当な結果なのかもしれません。

また、原選手は今シーズンからスターティングメンバ―として起用される試合が多くなっていますが、1試合あたりの出場時間は9人中最下位となっています。

余裕のある試合展開の際には積極的に原選手を起用して経験を積ませようというチームの意図が見えてくるような気がします。

得点

チームの勝敗に直接関係するのが得点だと思われますが、果たして誰が得点を取るのが勝利への近道なのか。

出場時間に対する得点の割合(得点/分)を見てみると、ギャビン(0.62)、富樫(0.54)、レオ選手(0.45)という順位となっています。

分析の結果としては、富樫、パーカー、石井、原選手に有効な値が出ており、その中でもパーカー選手と原選手の得点が勝利との相関が高くなっています。

原選手は、出場時間でも説明しましたがどちらかというとチームに余裕があるときにプレータイムを長くもらっている可能性があることから、当然得点も多くなり勝利との相関が高くなるものと思われます。

一方、パーカー選手はプレータイムも常に多い中で、得点と勝利の相関が高いことから、パーカー選手の得点が勝利のカギを握っていると言えそうですね。

逆に、ギャビン、富樫、レオ選手は、勝っても負けても高い得点を維持している安定したプレイヤーであると言えそうです。

アシスト

ガードプレイヤーの真骨頂ともいえるアシストですが、千葉ジェッツの中でのランキング(アシスト/分)は、富樫(0.19)、西村(0.17)、小野選手(0.12)となっており、やはりPGの選手が高くなっています。

こちらの分析結果としては、やはり富樫選手と小野選手に有効な値が出ており、両者のアシストが勝利との相関が高いという結果でした。

小野選手は、フォワードのプレイヤーですがポストプレーからのアシストが多く、攻撃の起点になっていることが原因だと考えられます。

リバウンド

外国人選手が中心となることが予想されるのがリバウンドです。個人的にはリバウンドは得点に匹敵するくらい勝利との関連性が高いのではないかと思っていますが、どうでしょうか。

チーム内のランキング(リバウンド/分)では、パーカー(0.32)、ライオンズ(0.27)、ギャビン選手(0.26)と予想通り外国人選手が中心となっています。

ただ、センターであるギャビンよりもパーカー選手、ライオンズ選手が高い値となっていることは意外でした。

分析の結果は、パーカー選手にのみ有効な値が出ており、パーカー選手のリバウンドが勝利との相関が高くなっていました。

ターンオーバー

ターンオーバーとは、ボールを保持している選手がミスをして相手にボールを渡してしまうことであり、パスミス、ドリブルミス、スティールされるなど、これまでとは違いネガティブなスタッツですので、当然、低いほうがよいということになります。

ただ、ボールを保持している時間が長いガード選手に多くなりがちなスタッツでもあります。

チームのワーストランキング(ターンオーバー/分)を見てみると、ライオンズ(0.09)、富樫(0.09)、ギャビン(0.07)となっています。

ライオンズ選手は比較的ガードポジションをやる機会が多いこと、ギャビン選手は最後のアタックでファウルをもらえずそのままミスということが多いので、高い値になっていると推測されます。

ちなみにもう一人のPGである西村選手は0.05とチーム内で真ん中くらいとなっており、ガード選手としてはターンオーバーが少ない安心できるプレイヤーといえると思います。

分析の結果は、意外なところで石井選手のターンオーバー数と勝利とが逆相関(ターンオーバーが多いと勝利から遠ざかる)にあるという結果がでました。

石井選手のターンオーバーは、0.03と9選手の中でもパーカー選手についで2番目に低い数字となっているのですが、そんな石井選手ですらターンオーバーを連発してしまうくらい相手チームが強いということなのかもしれません。

まとめ

その他、スティール、ブロック、ファウルを受けた数なども分析してみましたが、有効な相関がでませんでしたので、チームの勝利との関係性は低いのかもしれません。

千葉ジェッツの中心選手といえば、富樫選手、ギャビン選手、小野選手あたりの名前が出てくるかと思いますが、分析結果からすると勝利との相関という意味ではパーカー選手が一番のキープレイヤーであるように見えます。

分析結果としていえることは、

ギャビン選手の安定した得点力をベースに、富樫選手・小野選手のアシスト、パーカー選手の得点とリバウンドが伸びたときにチームが勝利する可能性が高くなる

といった感じでしょうか。

データから見るとまた違ったものが見えてきて、楽しいですね。機会があれば他のチームでも試してみたいです。

最後までお付き合いいただきありがとうございました。

バスケ315!

スポンサーリンク

この記事の内容が役に立ったと思ったらソーシャルメディアで共有してください
Share on Facebook
Facebook
Tweet about this on Twitter
Twitter
Share on Google+
Google+
Email this to someone
email
Print this page
Print
ひできち

投稿者: ひできち

40歳過ぎた今でも週2回バスケをこなすバスケ好き。 B.LEAGUE開幕により、日本バスケの人気復活に期待しており、自称日本バスケ普及推進委員。 現在、バスケ部所属の二児の父親でもあり、バスケ一家を支えるべく日々奮闘中。

「【Bリーグ】千葉ジェッツのスタッツを統計分析してみた」への1件のフィードバック

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。