【ミニバスコーチの独り言】内発的動機

[公開日]

こんにちは

ミニバスのコーチをやっていて、ぼやきたくなることが多いのですが、

このぼやきをどこかで発散させたいという思いと、

このぼやきがいつか役に立つのではないか

誰かが反応してくれて解決方法などを教えてくれる人がいたらラッキーだな

という希望的観測で、ブログに残すことにしました。

最近、トップダウンではなくボトムアップで、選手たちが自分で考えたことを実行するという指導方法が増えてきているように思います。

私もこれには賛同で少々実践してきているのですが、小学生にとってはハードルが高いのではないか、という気もしています。

代にも人にもよりますが、どうやったらチームが良くなるのかを考えて、提案してくる子もいますが、それは稀です。

むしろ、やれと言われたことをこなすだけの練習をする子が多く、それすらもいい加減にやる子もいます。

そういう子は何度注意しても、同じことを繰り返しますし、コーチの話すらも聞かずにおしゃべりしていることが多いです。

聞くと

「上手くなりたいです」

とは言うけれど、コーチの話を聞かないでどうやって上手くなるのでしょうか。

それともコーチの話は聞いても無駄だと思っているのでしょうか。

最近、モチベーションについて調べる機会があり、こんな記事を見つけました。

モチベーション研究の変遷

この記事によれば、人が外からやらされるのではなく、自分が興味、やりがい、楽しみを持って何かをするような内発的動機づけという概念があるということです。

そして、モチベーション0の状態から、内発的動機に至るプロセスがあると。

記事を引用させていただくと、

第一段階:完全に外的な報酬や罰によって何かを行う段階。
子どもが「やらないと親に怒られるからやる」など

第二段階:罪悪感や不安を感じないためやプライドのために何かを行うことです。
例えば、「悪い学生と思われたくないから、遅刻しない」など

第三段階:自分自身で必要と思うから何かを行うことです。
例えば、「受験に受かるためには、夏期講習に行った方がいい」と自分の判断で夏期講習にいく場合など

第四段階:その行動の価値を認め、さらに、その行動が自己の他の側面とも統合することです。
同じ「夏期講習に行く」であっても、「受験に受かるため」という直接の目的だけではなく、例えば「私は将来、エンジニアになりたい」という人生の目標があり、その目標(=自己の他の側面)ともその「夏期講習に行く」が関係していると考えている場合

というものです。

これを見て、かなりしっくりきました。ミニバスの選手たちがどこの段階にいるのかが想像できます。

ほとんどは1か2ですが。。。

つまりは、2から3にするために何をするのか、を考えるのがコーチの仕事なのかもしれないなと。

 

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投稿者: ひできち

40歳過ぎた今でも週2回バスケをこなすバスケ好き。 B.LEAGUE開幕により、日本バスケの人気復活に期待しており、自称日本バスケ普及推進委員。 現在、バスケ部所属の二児の父親でもあり、バスケ一家を支えるべく日々奮闘中。

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